アマモの種子選別作業と情報交換会を開催しました(令和元年8月2日)
アマモの種子選別作業
アマモは地下茎や種子で増える海の中の植物「海草」です。今回は,秋に博多湾に播種するアマモの種子を選別する作業を行いました。
6月に,能古島のアマモ場でアマモ花枝を採取し,ネット袋に入れ水槽内で熟成させていました。2ヵ月間熟成させることで,ネット袋内は,枝や葉の分解が進み,細かくなった枝や葉と種子が混ざった状態となっています。ふるい等を使い,枝や葉と種子を分離し,種子を選別しました。
浮いた枝等を取り除きます。
ふるいを使って,さらに小さい枝等と種子を分けます。
たくさんの種子を採取できました。
作業お疲れさまでした。
情報交換会
会員間のネットワークや連携が広がるよう,参加者の活動や研究成果を発表し,意見交換を行いました。
また,マリンワールド海の中道 大西氏から,志賀島から海の中道にかけてのアマモ分布について,最新の調査結果の報告がありました。
【報告内容】
- 「水辺環境教育における水族館のあるべき姿」 海と博物館研究所 所長 高田浩二 氏
- 「未来につなげる博多湾を目指して~城東高校における博多湾保全活動の取り組み~」
福岡工業大学附属城東高等学校 科学部
- 「アマモ分布調査(志賀島~海の中道),アマモ移植地調査結果について」
マリンワールド海の中道 大西拓 氏
- 「博多港の役割」 博多港ポートガイド 秦耕司 氏
- 「西部3Rステーションについて」 西部3Rステーション 谷憲司 氏

情報交換の様子
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