訪問日時:令和2年8月5日・19日水曜日 16時30分~19時30分
(令和2年8月から活動開始、原則奇数週の水曜日に実施しています。)
場所:大原公民館(福岡市早良区原4-8-13)の講堂、児童等集会室ほか
50人…無料の子ども(中学生以下)29人、有料(300円)の大人(高校生以上)21人
スタッフ…8人
・大原校区内における子どもの食と居場所の提供を行い、夕食の提供と宿題の支援を行うことで、子ども達の健全な未来に関わる支援を行う。
・事業継続に関しては、地域の理解・協力のもと活動資金を得るとともに、ボランティアスタッフが集まるように活動報告を積極的に行い『できる時に できる人が できる事を』の精神で関わる人を増やすことで、運営を継続させる。
・子ども達が喜ぶかな?と風船のおみやげも準備
・受付スタッフもワクワク
・部活帰り腹ペコの中学生も参加
・お膳受取前に手洗い
・寄贈野菜などの小鉢添のお膳
・ご近所さんと頂くとおいしい!
・保育園児とママ達もほっと一息
安心して学習と食事ができる居場所になるように、スタッフが工夫と配慮を重ねます。食材提供や浄財寄付も大歓迎。
・手前の部屋は学習スペース
・1卓に2人、距離を取って座るようにはり紙をした机と椅子
・清掃後、忘れないうちに反省会
コロナ禍の8月に、来場者の受付や人が入れ代わる度の消毒など感染症予防対策をしながら、事業をスタートしました。
評判が評判を呼び約80人が訪れたり、食材が尽きたりして、やむなくパンダの「ごめんなさい」看板を出す日もありました。
食堂現場責任者の中村シキミさんを中心にボランティアスタッフが、来る者拒まずの心意気で100食近くを提供しています。
最後のチラシは、子ども会のお母さま方が学校配布用にと作ってくださったのですが、「す・ま・い・る」を折句にしたキャッチコピーがすばらしくて、私達「大原すまいるキッチン」の気持ちがよく表れているので、ご紹介します。
奇数週水曜日の夕方、子ども達を中心に高齢者から幼児連れのご家族などが、三々五々公民館を訪れます。出汁や素材の旨味をいかした作りたて熱々のカレー定食が提供され、ご近所さん同士で和やかに過ごして、心もお腹もホッコリ大満足。
「こんにちは」「ようこそ」「お勉強がんばっとうね」「ごちそうさま」「美味しかった!」「次もお楽しみに」「ありがとう」など、「すまいるキッチン」は、主催者、協力者、訪問者の皆さんが自然に「すまいる」になれる「居場所」になっています。
開設して回を重ね、100人来られてもご飯を追加で炊き、パンダの看板は極力出さないように対応されているそうです。有志による「読み聞かせ」の別室もできて、食事室の順番待ちの間、高齢者や子ども達ができるだけ長時間の接触を避けて過ごせるようにと、さらなる工夫を重ねていらっしゃいました。(緊急事態宣言下では、持帰り配食に切替えて実施されています。)
福岡市では、温かい食事の提供に加えて、大人と一緒に調理や食事をしたり、宿題をしたり、子ども同士の遊び体験をしたりするような居場所づくりを行う団体を募集し、その活動経費の一部を助成することでNPOやボランティア団体等の取組みを支援しています。
くわしくは、福岡市ホームページ「子どもの食と居場所づくり支援事業」をご覧ください。