日時 令和2年8月22日 土曜日 11時30分~ 14時30分
場所 野芥公民館及び野芥小学校校庭
参加人数 63人
内訳 小学生 36人(低学年27人・高学年9人)
スタッフ 27人(社協、食進会、有志、子育連など)
講師 遊びの達人 佐々木英雄氏、三木純子氏
コロナ禍で令和2年3月から6月まで中断していた毎月一回の「子ども食堂」を、7月から再開しました。
感染防止のため、参加児童は、通常行っていた調理や食事中の対面も会話もできません。希望する児童には、食後に学習支援の場も提供していましたが、頼みの大学生ボランティアも自粛中で来られません。学校では毎日根を詰めた学習状況でもあり、せめて食後に楽しい「遊びの時間」を子ども達に過ごしてもらいたいと考え、コロナ感染防止に加えて熱中症対策など安全への配慮ができる、プロの力をお借りすることにしました。
野芥校区社会福祉協議会
子ども達の成長も願い、子ども達も一緒に「つくって食べよう」ですが、感染防止のため「つくってもらって」います。
・対面者前とは手作りの透明衝立をはさんで座り、子ども達は黙って静かに頂きます。
・食進会のみなさんが、この日提供されたのは『サンマとトマト缶カレー』と『サラダ』
7月は、スタッフお手製の手品や室内遊び(けん玉、カルタ、トランプなど)を行いました。
7月は七夕!地域の方のご厚意で早朝切った青竹が運び込まれ、子ども達が飾りつけました。
最も暑い時間帯は、日陰を拾いながらあちこち動いて長時間滞在を避け、基本的に離れて、近いときはしゃべりません。短時間・少人数・距離をとって遊びました。
約30人を2部制で、さらに2組のグループに分けました。大団扇の絵で離れてじゃんけん しています。
木陰に、お茶、塩飴、救急箱を用意されていました。新聞紙で作った「簡易ボッチャ」には大人も熱中。
8月の校庭でのレクリエーションは、子ども達にとって開放感があったと思います。遊びの達人のお二方には、違和感なく児童に接していただき、集中して「遊び」に参加する子ども達の様子を安心して見守ることが出来ました。汗びっしょりになって、とうとう上半身裸になってゲームに参加していた子どももいました。校庭に響く子どもたちの歓声を聞いて、コロナ禍で不自由な新生活を強いられている子どもたちが解放されているように感じました。
「つくって食べよう土曜昼!」は、野芥校区社会福祉協議会を中心に食進会や有志の方々が、地域や学校、企業、団体、行政等と連携して食事と居場所を提供して、子どもを地域で支える環境整備に取り組もうという活動です。
平成30年8月と9月のプレ実施を経て11月から毎月1回、子ども会育成連合会も協力して、公民館で開設しています。
食材の手配、メニューの検討、試作、調理や片付けの他にも、子ども達が喜ぶようにという、有志のみなさんの細やかな心遣いや手作業によって支えられているボランティア活動です。コロナ禍中の再開で、大学生ボランティアの活動自粛などで、中心メンバーのご負担が大きくなっているご様子でしたので、「遊びの達人派遣事業」をご紹介、「夏休み特別企画」としてご活用いただきました。
福岡市では、地域団体が地域の子ども達を対象に開催する、子どもの集団遊びの促進を図る活動等に、登録のある「遊びの達人」を指導者として派遣します。詳しくお知りになりたい方は、上記の連絡先にお尋ねください。
・部署 早良区 総務部 地域支援課
・住所 福岡市早良区百道2丁目1-1
・電話番号 092-833-4403
・FAX番号 092-851-2680
・E-mail k-sien@city.fukuoka.lg.jp