日時 令和6年5月26日 日曜日10時~12時
場所 百道浜公民館出発 近隣公園など巡回
指導者 NPO法人グリーンシティ福岡派遣講師1名
対象者 百道浜校区在住の年長~小学生6人(保護者含む)
百道浜青少年育成協議会は、住民ぐるみで青少年の健全育成、非行防止活動を効果的に推進する為に、役員・子ども会(各町内会単位)・地域などの連絡調整機関として活動している組織です。
今回は、近隣の公園を散策して、初夏ならではの幼虫や成虫、植物などを、専門講師と一緒に観察。生き物同士の関係性についても楽しく深く学んで、身近に息づく自然に親しんでもらいます。
参加者 12人(幼児2人、小学生4人、保護者6人)
スタッフ 8人(青少年育成協議会5人、公民館2人、その他1人)
「虫、大好き!」という子ども達が捕虫網やかごを手に公民館に集合。青少協尾崎会長から今日の体験活動についてのお話と、講師のしおりんさん(NPO法人 グリーンシティ福岡所属)のご紹介がありました。
・外へ出て、公民館脇の緑道沿いでレンガや石をひっくり返して、ダンゴムシの観察からスタート。たくさん捕まえて白いトレーの上にのせ、雄雌を見分けたり卵を抱いている個体を確認したりしました。
・公園に移動。講師が事前に捕獲しておいた8cmほどの青虫を、子ども達は順番に手にのせて「やわらかい」「かわいい」と観察。葉を食べた痕跡や落ちている糞を手掛かりに探すこと、飛来した足長バチは青虫狩りに来ていることなどを教わりました。
・椎の木の仲間には、花が咲いていました。においを嗅いだり、雄花と雌花があって付け根に、ドングリになる元が並んでいるのを確認したりしました。この日捕まえた、カタツムリや蝶などは元居たところでリリースしました。
百道浜青少協では「生命の教室」を毎年のように実施してきました。当初は百道浜の海にいる珍しい生き物観察からスタート。近年は低学年親子連れのニーズが多いため、日常観察して楽しむことのできる身近な生き物について学ぶ機会を設けています。昨年は秋でしたので、今年は春から夏へ、生まれた幼虫が狩ったり狩られたりする生命力あふれる初夏に実施しました。講師がしっかり下見をして準備してくださったおかげで、子ども達は捕まえて、触って体験して学ぶことができました。
百道浜校区の青少協は、今回NPO法人グリーンシティ福岡の講師を利用されました。このような環境や平和などについて子ども達や地域団体が学ぶことができる「NPOの出前講座」は、福岡市市民局市民公益活動推進課で様々紹介されています。詳しくは、市民公益活動推進課ホームページ「NPOが実施する出前講座について」をご覧ください。