現在位置:福岡市ホームの中の早良区の中のくらしの情報の中の子ども・子育てから百道浜校区青少年育成協議会「博多張子体験学習」
更新日: 2022年4月25日

「博多張子(はかたはりこ)体験学習」
主催 百道浜校区青少年育成協議会
共催 はかた伝統工芸館、公民館

1.実施日時・場所

令和4年2月27日 日曜日 14時~16時 ・はかた伝統工芸館(福岡市博物館内)


2.指導者と対象

指導者 博多張子師1名、はかた伝統工芸館スタッフ1名
対象者 百道浜校区在住の幼稚園年中~中学生30人(小学2年生以下は保護者同伴)


3.活動の目的

 百道浜青少年育成協議会は、住民ぐるみで青少年の健全育成、非行防止活動を効果的に推進する為に、役員・子ども会(各町単位)・地域などの連絡調整機関として活動している組織です。今回の事業は、「はかた伝統工芸館」と公民館スタッフの協力を得て実施。子ども達と希望の保護者に、貴重な伝統工芸の制作体験の機会を提供することができました。 


4.参加者及び活動の様子 

  参加者 28人(幼児7人、小学生11人、保護者10人)

・現在、百道浜の福岡市立博物館に移設中の「はかた伝統工芸館」では、「体験教室」を毎週日曜日に開催しています。

福岡市博物館の外観画像 会場の研修室の写真

 

・今日は「博多張子」に挑戦です。干支の「張子のトラ」がお出迎え。 

張子の寅の写真

・柿渋を塗った木型に海藻から作る「フ糊」で和紙を貼重ね、色鮮やかに彩色します。

 柿渋を塗った木型に和紙を貼って乾かしているお面の写真 おたふく、ひょっとこ、狐、猿などのお面の中から選んで作りました。

・乾かしてあるお面からどれにしようかな? 張子師の方から絵具の薄め方や塗り方を教えて頂きました。

 好きなお面を選ぶ子どもたちの写真 張子師の方から子どもたちが教わっている写真

・子ども達は選んだ狐や火男などのお面に、集中して絵具を塗っていました。

お面に赤い絵具を塗る子どもの写真 集中して絵具を塗る子どもたちの写真 自分が選んだお面に絵具を塗る子どもの写真

・子どもも、余分材料活用で参加した大人も、のびのびとした配色と筆遣い! 
 魔よけのお面ということですが、ご利益がありそうです。 

子どもたちの自由奔放な色使いのきつね面の写真 カラフルな色使いのひょっとのお面の写真

・子ども達も出来栄えに満足したのでしょう。お友達と一緒にポーズを決めてくれました。 

出来上がたお面を持つ2人の男の子の写真 友達3人でお面を持ってポーズを決める女の子3人の写真 お面を持った2人の女の子の写真


5.活動を終えて(百道浜公民館 山田 保彦 館長)

    百道浜公民館では子ども達が本物の日本文化を体験的に学ぶことを大切に、能や狂言、茶会などの体験活動を実施してきました。今回は博多張子、次回は博多人形絵付けへと続きます。
  子どもたちは体験することが大好きです。自分だけの張子は、時間がかかっても最後の仕上げまで頑張ります。自分の好きな木型を選び、好きな色を使い、自分らしい表情の張子を作り上げ、どの子も満足のいく時間を過ごしたようでした。このはかた伝統工芸館での体験が、伝統工芸品のぬくもりや制作する人の息遣いを感じ、福岡の伝統文化を大切にしたいと思う気持ちに結びつけば幸いです。 


6.区役所 こども育成調査アドバイザー(連絡先:092-833-4403)より

 百道浜の福岡市博物館の中に移設されている「はかた伝統工芸館」から百道浜公民館へ案内があり、正味2時間ほどの伝統工芸制作体験が行われました。子どもも大人も熱心に取組み出来栄えに満足そうで、公民館と地域団体が柔軟に連携して運営された手際が光る事業でした。また、昔は反古紙(ほごがみ)を再利用して貴重な和紙を最後まで使い尽くした伝統工芸の技に、日本の日々の暮らしにSDGsが根付いていたことも学びました。