日時:令和2年11月29日 日曜日 9時~ 12時30分
場所:飯原公園(早良区飯倉8丁目16-5)
参加人数:約70人
・子ども約25人(中学生、乳幼児含む)・大人約45人(高齢者、自治会役員、保護者、公民館館長)
遊びの達人:原田 弘美氏、佐々木 英雄氏
毎年校区の運動会では、有志の方々が炊き出してくださるお弁当の楽しみもあり、幅広い世代が参加してきました。コロナ禍で校区や学校行事の中止が続く中、資源回収と公園の清掃活動は、子ども会や有志が感染症予防に配慮しながら続けています。
安心・安全のまちづくりは、子ども達から高齢者までが挨拶を交わし合える関係作りから始まります。単位自治会規模で屋外であれば、感染症対策を工夫して親睦を図ることができるのではないかと、世代交流事業を企画することにしました。
安全や感染症対策に充分配慮しながらも、安心で楽しい会になるように、「遊びの達人」に指導をお願いしました。
・受付で検温と手指消毒
・手洗い用水タンク、タオルは持参
・リレーは肘と肘で「タッチ!」
町内レジェンドと勝つまでジャンケンリレー:幼児から高齢者まで皆さんが、距離をとりながら無理なく参加されました。
・パパとボク、どっちとじゃんけんしようかね?
・杖をついた方も
・子どもの目の高さにしゃがんで…「最初はグー、」
・勝抜きジャンケンで「全集中!」
・「ホークスグッズ」全員で争奪じゃんけん
・子ども達には、子ども会から文房具の参加賞
交流会の実施にあたっては、子どもの参加は「子ども会」が中心となり保護者も同伴でお願いしました。また、高齢者については、町内の各団体役員や組長から声を掛けて頂きました。特に、弁当作りでは、毎月、町内で開催される「ご馳走様サロン」のメンバーを中心に、日頃からのコロナ対策を熟慮した段取りで「飯倉8丁目名物鶏ご飯おにぎり」を作って頂き、来年度へレシピ(ノウハウ)を継承することも、今回の活動目的の一つとして果たすことができました。
清掃とレクが終わると、自治会若手のお父さんたちがシートや椅子を設営。そこへ公民館で調理した弁当と豚汁が運ばれて、阿吽の呼吸で流れるような進行です。仕掛け人の役員の皆さんが見守る中、密にならないように家族単位で頂いていました。
中島公民館長「今日のお弁当で今週3度目の炊出しをされるサロンのメンバーは、80代女子が中心ですよ」だそうです!
コロナ対策に配慮しながらの幼児から高齢者が参加する世代交流レクは、「遊びの達人」を利用して負担を軽減。寒空の下の活動でしたが、常日頃からの自治会活動の「つながり」あればこその、ほっこりと温かいひと時でした。
自分たちの住む町づくりを大切にされる「町内の達人」は、無理なく、できることを、みんなで協力しながら次世代の「達人」を育成。楽しませながら、楽しみながら、まちづくり活動を継承されていらっしゃるのだなと感じました。
福岡市では、地域団体が地域住民を対象に開催する、遊びを通して大人と子どもとのふれあい促進を目的とした活動などに対して、登録のある「遊びの達人」を指導者として派遣します。詳しくお知りになりたい方は、上記連絡先までお尋ねください。
福岡市では「遊びの達人派遣事業」を始め、地域のこども育成活動を応援するメニューを用意しています。くわしくは「福岡市地域子ども育成事業」のリンクをご覧ください。
・部署 早良区 総務部 地域支援課
・住所 福岡市早良区百道2丁目1-1
・電話番号 092-833-4403
・FAX番号 092-851-2680
・E-mail k-sien@city.fukuoka.lg.jp