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皆さん、姪浜駅南口にある、波とウサギをモチーフにした記念碑をご存知ですか。平成元年から20年にかけて行われた土地区画整理事業を機に、姪浜地区が西区の中心として発展してほしいとの願いを込めて、平成13年に作られたものです。
姪浜には「龍王うさぎ伝説」という逸話があります。姪の浜五丁目にある興徳寺を開いた大応国師が、宋(今の中国)から帰国する途中でウサギを助けました。実はウサギは「龍王」の化身で、その加護により荒れた玄界灘を越え、無事に姪浜までたどり着きました。記念碑はこの逸話を基にデザインされ「ドラゴン・キング・ラビッツ」という名称の由来になっています。
足早に通り過ぎてしまいがちな駅前ですが、記念碑を眺め、伝説に思いをはせてみませんか。