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更新日: 2017年3月19日

五ケ山ダムの目的:流水の正常な機能の維持について(容量 1,250万立方メートル)

那珂川における取水の安定化及び河川環境の保全を図るための容量が確保されます。


那珂川水系の流水は古くから利用されていて、現在は、農業用水、水道用水及び工業用水が取水されています。


那珂川の水資源開発として、これまでに南畑ダムや脊振ダムの建設等を行ってきましたが、近年の不安定な降雨状況等から安定的に取水することが困難な状況となっています。


また、これまでの水資源開発では、河川の維持流量の確保が考慮されていなかったことから、渇水時は流量が不足し、魚類などの生息環境の保全や適正な河川水質の保持など、河川環境が維持されていない状況となっています。


このようなことから、河川管理者の福岡県は、那珂川の流量が少ないときにダムから水を補給して、河川の正常な機能を維持するための容量を五ケ山ダムに確保します。


なお、本市としても、那珂川の既存水源からの取水の安定化につながり、水需給計画を考える上でも大変有効と考えています。

参考タイトル
流水の機能維持イメージ

出典:那珂川水系那珂川五ケ山ダムパンフレットより(福岡県五ケ山ダム建設事務所)