福岡市美術館が11月29日から12月4日の6日間にわたり開催され、
692名の方に来場いただきました。
南区在住の方や、南区に出勤、通学する方々から出展された、絵画や書など6部門の
作品84点に加え、南区美術協会会員の作品51点の計135点が展示
(部門別の出品数・入賞数は下記の一覧で確認できます)
12月4日には、表彰式(市美術館の1階ミュージアムホール)が行われ、市長賞を受賞された
吉松 イツ子さん(工芸の部:作品 「新緑の高千穂渓谷(しんりょくのたかちほけいこく)」
をはじめ、19名の方が受賞されました。工芸部門が市長賞を受賞するのは、6年ぶりのことでした!!
部門 | 応募数 | 入賞数 | 特賞 | 部会賞 | 奨励賞 | 会員出品数 |
---|---|---|---|---|---|---|
絵画 | 36 | 6 | 2 | 1 | 3 | 19 |
彫刻 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 4 |
書 | 19 | 5 | 2 | 1 | 2 | 7 |
工芸 | 9 | 3 | 1 | 1 | 1 | 7 |
写真 | 18 | 4 | 2 | 1 | 1 | 13 |
グラフィックデザイン | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 |
合計 | 84 | 20 | 7 | 4 | 9 | 51 |
<市長賞授与様子>
<表彰式終了後、写真撮影の様子>
表彰式終了後には、同美術館ギャラリーにて、3年ぶりにギャラリートークが行われました。
受賞者の方々をはじめ、出展された方や観覧の方など、多くの方に楽しんでいただきました。
<ギャラリートークの様子>
出品84作品の中から、入賞作品20作品が決定しました。
表彰式は、美術展会期の最終日、12月4日 日曜日 午後3時から、
福岡市美術館1階ミュージアムホールにて執り行います。
○福岡市長賞
「新緑の高千穂渓谷」吉松 イツ子さん(工芸) 講評
○南区長賞
「黄昏の宴」松下 康時さん(写真) 講評
○南区市民の祭り運営委員会長賞
「福岡病院裏通り」日高 千秋さん(絵画) 講評
○南区美術協会長賞
「掬水月在手」井野 章子さん(書) 講評
○審査員長賞
「沈む夕陽に映える花」窪田 秀明さん(写真) 講評
○西日本新聞社賞
「令和の竹取物語」桒原 和美さん(絵画) 講評
○テレビ西日本賞
「斎藤茂吉の詩(句)」徳丸 孝子さん(書) 講評
○特別シニア賞
該当なし
「ひかりの雫」井上 弘子さん(絵画) | 「照干一隅」坂田 高子さん(書) |
「出雲大社拝殿」吉浦 基紀さん(工芸) | 「黄金の波紋」大賀 信泰さん(写真) |
「色とりどり」十島 さくらさん (絵画) | 「マスカット」猪股 寛昭さん (絵画) | 「『んッ?』」青木 琴美さん (絵画) |
「ブーケファラス」伊佐 学さん (彫刻) | 「韋應物詩句」鬼倉 厚子さん (書) | 「家康訓」田中 和子さん (書) |
「月夜の嫁入り」岡 洋子さん (工芸) | 「秋風の吹く」羽仁 祐子さん (写真) | 「うどん」塚本 康二さん (グラフィック) |
今年度は前年度に比べ、油彩の力作が多く、若い方の出品も増え、全体的に活気づいており嬉しいです。
透明水彩、不透明水彩、アクリル、油彩鉛筆と画材が豊かで見ていて楽しいものとなっています。
惜しくも賞に届かなかった作品が多く見られました。次年もぜひ出品していただくことを期待しています。
今年は作品1点ではありますが、久しぶりに一般からの応募があり、大変うれしく思いました。
今後も皆さまからの応募が増えますことを期待しています。
本年度は出品数が例年より減少しました。学生の方からの応募がなかったことと仮名作品の応募が少なかった事が原因です。ふるって参加応募をお願いします。出品作品は、皆さん一生懸命仕上げられていました。
応募総数は9点です。2点を除いて7点は70歳以上の作品で、最高齢は92歳でした。
若い方の2点の作品は柔軟な発想が面白く、経験年齢の高い方の7点は、しっかりとした技術で完成された揺らぎのない物でした。
出品数は昨年よりか少し増え全体的に全紙の立派な写真が多くあり、審査員10人で色々と意見を出し合っての結果になりました。特に「黄昏の宴」松下さんと「沈む夕陽に映える花」窪田さんは良かったと思います。
小型写真も全紙にて発表すれば上位に行く作品もあり、来年また参加をお願いいたします。
日時:令和4年11月29日(火曜日)~12月4日(日曜日) 午前9時30分~午後5時30分
場所:福岡市美術館2階 ギャラリーA・B・C・D
<表彰式>12月4日(日曜日)午後3時から ミュージアムホールにて
<ギャラリートーク>12月4日(日曜日)午後4時から ギャラリーA・B・C・Dにて