現在位置:福岡市ホームの中の南区の中の魅力・イベントの中のイベント・募集から第42回南区美術展が開催されました!!!
更新日: 2022年12月19日

第42回南区美術展が開催されました!!!

福岡市美術館が11月29日から12月4日の6日間にわたり開催され、
692名の方に来場いただきました。
南区在住の方や、南区に出勤、通学する方々から出展された、絵画や書など6部門の
作品84点に加え、南区美術協会会員の作品51点の計135点が展示
(部門別の出品数・入賞数は下記の一覧で確認できます)


12月4日には、表彰式(市美術館の1階ミュージアムホール)が行われ、市長賞を受賞された
吉松 イツ子さん(工芸の部:作品 「新緑の高千穂渓谷(しんりょくのたかちほけいこく)」
をはじめ、19名の方が受賞されました。工芸部門が市長賞を受賞するのは、6年ぶりのことでした!!



部門別出品数・入賞一覧
部門 応募数 入賞数 特賞 部会賞 奨励賞 会員出品数
絵画36621319
彫刻  1 1 0   0 14
1952127
工芸931117
写真18421113
グラフィックデザイン11  0 0 1  1    
合計842074951


市長賞授与の写真

市長賞授与様子>


集合写真

<表彰式終了後、写真撮影の様子>



表彰式終了後には、同美術館ギャラリーにて、3年ぶりにギャラリートークが行われました。
受賞者の方々をはじめ、出展された方や観覧の方など、多くの方に楽しんでいただきました。


ギャラリートークの写真1ギャラリートークの写真2

<ギャラリートークの様子>




第42回南区美術展 入賞作品が決定しました!!

出品84作品の中から、入賞作品20作品が決定しました。
表彰式は、美術展会期の最終日、12月4日 日曜日 午後3時から、
福岡市美術館1階ミュージアムホールにて執り行います。


特別賞 7点

 ○福岡市長賞     
 「新緑の高千穂渓谷」吉松 イツ子さん(工芸)   講評

福岡市長賞の写真

 ○南区長賞
 「黄昏の宴」松下 康時さん(写真)   講評

南区長賞の写真

 ○南区市民の祭り運営委員会長賞
 「福岡病院裏通り」日高 千秋さん(絵画)   講評

南区市民の祭り運営委員会長賞の写真

 ○南区美術協会長賞
 「掬水月在手」井野 章子さん(書)   講評

美術協会会長賞の写真

 ○審査員長賞
 「沈む夕陽に映える花」窪田 秀明さん(写真)   講評

審査員長賞の写真

 ○西日本新聞社賞
 「令和の竹取物語」桒原 和美さん(絵画)   講評

西日本新聞社賞の写真

 ○テレビ西日本賞
 「斎藤茂吉の詩(句)」徳丸 孝子さん(書)   講評

テレビ西日本賞の写真


  

○特別シニア賞

該当なし




部会長賞 4点

「ひかりの雫」井上 弘子さん(絵画)    

部会長賞の写真
「照干一隅」坂田 高子さん(書)   

部会長賞の写真

「出雲大社拝殿」吉浦 基紀さん(工芸)

部会長賞の写真「出雲大社拝殿」
「黄金の波紋」大賀 信泰さん(写真)

部会長賞の写真「黄金の波紋」


奨励賞 9点

「色とりどり」十島 さくらさん  
(絵画)

奨励賞の写真

「マスカット」猪股 寛昭さん
(絵画)

奨励賞の写真
  


「『んッ?』」青木 琴美さん
 (絵画)
奨励賞の写真

 
「ブーケファラス」伊佐 学さん
(彫刻)

  
奨励賞の写真






「韋應物詩句」鬼倉 厚子さん
(書)

奨励賞の写真


「家康訓」田中 和子さん
 (書)

奨励賞の写真


 

「月夜の嫁入り」岡 洋子さん
(工芸)


奨励賞の写真





「秋風の吹く」羽仁 祐子さん
(写真)


奨励賞の写真
「うどん」塚本 康二さん
 (グラフィック)


奨励賞の写真

講評


○絵画部門

 今年度は前年度に比べ、油彩の力作が多く、若い方の出品も増え、全体的に活気づいており嬉しいです。
 透明水彩、不透明水彩、アクリル、油彩鉛筆と画材が豊かで見ていて楽しいものとなっています。
 惜しくも賞に届かなかった作品が多く見られました。次年もぜひ出品していただくことを期待しています。

  • <南区市民の祭り運営委員会長賞>「福岡病院裏通り」日高 千秋さん
     南区の病院裏通りの街並みを多彩に表現されています。
  • <西日本新聞社賞>「令和の竹取物語」桒原 和美さん
     透明水彩の効果が出ていて、さわやかな空気を感じられます。


○彫刻部門

 今年は作品1点ではありますが、久しぶりに一般からの応募があり、大変うれしく思いました。
 今後も皆さまからの応募が増えますことを期待しています。

  • <奨励賞>「ブーケファラス」伊佐 学さん
     走っている馬を木彫で丁ねいに彫り上げた力作です。ご高齢でありながら大変労力の必要な木彫に挑戦され、頭が下がります。量のバランスや脚11本の動きなどを観察して特徴を表すとより躍動感が出ると思います。


○書部門

 本年度は出品数が例年より減少しました。学生の方からの応募がなかったことと仮名作品の応募が少なかった事が原因です。ふるって参加応募をお願いします。出品作品は、皆さん一生懸命仕上げられていました。

  • <南区美術協会長賞>「掬水月在手」井野 章子さん
     一行書きの大変すっきりした行草作品でした。てらうことなく、品よく、線質も美しくしっかり仕上がっています。
  • <テレビ西日本賞>「斎藤茂吉の詩(句)」徳丸 孝子さん
     3つの詩をうまく組み合わせて、おおらかに書いてあります。色紙を使用している部分が効果的です。


○工芸部門

 応募総数は9点です。2点を除いて7点は70歳以上の作品で、最高齢は92歳でした。
 若い方の2点の作品は柔軟な発想が面白く、経験年齢の高い方の7点は、しっかりとした技術で完成された揺らぎのない物でした。

  • <福岡市長賞>「新緑の高千穂渓谷」吉松 イツ子さん
     この押花作品は上記の特長が秀でていて、ほとんどを植物の花や葉、木の皮で彩色、構成されています。
     奥行のあるしっかりとした渓谷の景色と深い色合いがすばらしい作品となっています。


○写真部門

 出品数は昨年よりか少し増え全体的に全紙の立派な写真が多くあり、審査員10人で色々と意見を出し合っての結果になりました。特に「黄昏の宴」松下さんと「沈む夕陽に映える花」窪田さんは良かったと思います。
 小型写真も全紙にて発表すれば上位に行く作品もあり、来年また参加をお願いいたします。

  • <南区長賞>「黄昏の宴」松下 康時さん
     優雅な水の流れ。白石の堰と思われます。サギが魚を求めて日暮れに浮かび上がった。幻想的な写真です。
     絵心を感じます。
  • <審査員長賞>「沈む夕陽に映える花」窪田 秀明さん
     阿蘇のススキに沈む夕日を逆光で撮影しています。今日1日の想いを忘れさせるような素晴らしい写真です。


作品展示

日時:令和4年11月29日(火曜日)~12月4日(日曜日) 午前9時30分~午後5時30分
場所:福岡市美術館2階 ギャラリーA・B・C・D

<表彰式>12月4日(日曜日)午後3時から ミュージアムホールにて

<ギャラリートーク>12月4日(日曜日)午後4時から ギャラリーA・B・C・Dにて