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こんにちは、福岡市こども総合相談センター所長の横内です。
こども総合相談センターは、平成15年のオープン時に、「えがお館」という愛称を市民の方から名付けていただきました。不安、苦しみ、悲しみ、イライラなどを抱えた子どもや保護者の方々が、「えがお館」との出逢いの中で、笑顔になってほしいという思いをこめたものでした。
私は、これまで児童相談所や区保健福祉センターで、保護者や、関係機関の方々から子どもたちに関する様々な相談を受けてまいりました。また、多くの子どもたち自身の声に耳を傾けてまいりました。このたび、令和4年4月から、えがお館の所長に着任し、子どもたちのために力を尽くしたいと、思いを新たにしております。
「えがお館」は、子どもたちが適切に養育され、健やかに育つ権利を守る最前線の相談援助機関として、子どもや保護者、関係者の方々などから、24時間相談をお受けしています。そして、児童福祉、心理、保育、弁護士などのさまざまな専門職スタッフが、子どもにとっての最善の方策を一緒に考えながら、子どもと家庭をサポートしています。
福岡市では令和3年度から各区役所にこども家庭総合支援拠点が設置され、より身近な場所での在宅支援体制が強化されました。えがお館と区の拠点、そして様々な関係機関のみなさまとの連携のもと、子どもと家庭を支援してまいります。
ようこそ、こども総合相談センター(えがお館)のホームページへ。連携支援担当課長の久保です。私は、平成23年4月から全国に先駆けて児童相談所に常勤する弁護士として当センターに配置されています。
私の主な役割は、令和3年4月から市内7区に設置された子ども家庭総合支援拠点(拠点)と児童相談所であるえがお館との連携が円滑に図られるようにすることと、子ども福祉にかかる業務の法的バックアップです。例えば、各区で毎月開催されている子どもや家庭に関する定例会議に出席して助言をしたり、子どもの一時保護や住居への立入調査について法的な助言をしたり、家庭裁判所への申立てをサポートしたり、えがお館だけでなく、各区拠点の職員からの業務上の法律相談に回答したりしています。
児童福祉法等の法令に基づく業務に法的バックアップは不可欠だとは思いますが、それだけで十分というわけではありません。えがお館職員の日ごろからの働きはもちろん、地域住民、各区拠点、病院、学校など子どもに関わる様々な方々の連携・協力がなければ、子どもの福祉を十分に図ることはできませんし、法的バックアップが力を発揮することもないと思います。
これからも、えがお館と関係機関との連携が深まり、子どもの福祉が十分に図られるよう微力ながら尽くしていきたいと思っています。
わたしたちは、主に子どもたちと面接をすることが多く、話を聞いたり、遊ぶことなどを通して、困りごとや心配ごとが小さくなって、毎日の生活がより充実したり、楽しいものになるよう、お手伝いしています。悩みや困りごとだけでなく、好きなこと・嫌いなこと、嬉しかったことなど、あなた自身のことをたくさん教えてもらい、どうしたらいいかを一緒に考えていきたいと思っています。
その他にもえがお館では、臨床心理士、保健師、助産師、看護師、保育士、社会福祉士、教職経験者など、確かな専門性を有した相談員で、あなたの困りごとに対応いたします。
女の子専用相談電話【092-833-3001(9時-17時)】では、女性相談員が相談をお受けします。安心してお電話くださいね。
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