大都市型脱炭素チャレンジモデル
~ペロブスカイト太陽電池を中心とした脱炭素化推進プロジェクト~
脱炭素先行地域とは、地域特性等に応じた先行的な脱炭素の取組を実行することにより、2030年までに、民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出実質ゼロの実現を目指す地域であり、全国の各地域に脱炭素の取組を広げるためのモデルとなるものです。
環境省は、2025年までに全国で少なくとも100か所を選定予定であり、これまで73件が選定され、今回の第5回公募において、福岡市が脱炭素先行地域に選定されました。
軽量・柔軟な国産ペロブスカイト太陽電池(※注)を、脱炭素先行地域内の公共施設、商業ビル、病院施設、マンション施設等の屋根や壁面等の垂直面等に導入するとともに、みずほPayPayドーム福岡(以降、福岡ドーム)では日本初の取組となるドーム形状の軽量屋根全面へペロブスカイト太陽電池を大規模に設置すること等により、再エネ導入が困難な都心部での再エネ導入の促進を図る。また、地行浜・唐人町エリア、天神エリアにおいて、電力消費に伴うCO2排出実質ゼロを実現するなど、「大都市型脱炭素チャレンジモデル」を確立する。
(※注)ペロブスカイト太陽電池とは、軽量かつ柔軟性を持つ次世代型太陽電池であり、従来型では設置困難な耐荷重が小さい屋根や壁面等の場所への設置導入が見込まれる。令和7年に商用化予定。
福岡市 環境局 脱炭素社会推進課
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