プラスチックは使い捨てではなく,種類によってはリサイクルが可能です。そのためには,プラスチックの種類による分別が必要なことを理解していただくため,身近にあるプラスチックのうち「ペットボトル」「食品トレイ」を用いて,それぞれのプラスチックの性質の違いを実験で学んでいただきました。
今回は,今世界的な問題となっている「海洋ゴミ(海洋ゴミは,海を漂流するプラスチックごみが主です。)」についても講義してほしいというご依頼だったので,環境局環境調整課の出前講座「7-16 博多湾NOW~いきもの,水質,海洋ごみ」との共催とさせていただきました。
★令和元年8月16日(金曜日) 10時00分~12時00分 草ヶ江公民館
受講者:19名
この講座の中では,「なぜペットボトルのラベルとキャップは外さないとリサイクルできないのか?」をテーマとして,それぞれのプラスチックの種類が異なっていることを実験を交えて説明させていただきました。
プラスチックごみは,これから世界全体で,発生量を減らす・発生したものをリサイクルする・自然中にいつまでも残らない,新たなプラスチックを作るなどに取り組んでいかなければいけません。私たち廃棄物担当の出前講座の中でも,これから,このプラスチックの問題についても取り入れていきたいと思います。
環境調整課の講義は,「海洋ゴミはどこから来るのか?そして,どこに向かうのか?・日本の海洋ゴミはいま・海洋ゴミが起こす問題」,最後に「海洋ゴミ問題解決のためにこれから私たちはどうしたらよいのか…。」といった内容でした。下の画像は,当日の講座に用いた,海ゴミ展示物「海ゴミキャリーケース」です。
▲プラスチックの実験は,子供たちがとても興味をもって,食い入るように見てくれてました。講師も,これまでの講座ではなかった子供たちのリアクションに,いつもよりノリノリで実験することが出来ました^^。ありがとうございました!
雑がみは新聞紙や段ボールと同じ、リサイクル可能な紙資源です。資源物として回収すれば、リサイクルされ、新しい紙製品に生まれ変わることができます。
福岡市環境局では、みなさんにもっと雑がみについて知ってもらうため、雑がみ回収袋を配布しています。袋には、出せる雑がみの種類などが記載されており、初めて雑がみのリサイクルに挑戦する人にも分かりすいデザインとなっています。今回の出前講座でも配布させていただきました。詳しくは,
福岡市環境局ホームページ 雑がみは回収できます! をご覧ください!