西区環境フェスティバル2019 にブース出展しました!
「マイ小型家電を分解してキーホルダーを作ろう」
西区環境フェスティバルにて,「使用済み小型家電の回収」「小型家電の分解」「小型家電の分解部品でのキーホルダー作り」を行いました。
★平成31年3月10日(日曜日) 10時30分~16時00分
西市民センター及び西区役所駐車場
参加者:40名 ※当担当ブースのみ保護者は除く
この度,西区生活環境課からのお誘いがあり,西区環境フェスティバル2019にブースを出展させていただきました。当日は一日中雨という残念な天候でしたが,たくさんの方が来てくださり,なかなか盛況の一日でした。
この西区環境フェスタは市民の方々と企業,大学,西区役所が一緒になって,「環境をよくしたい」という熱い想いで,毎年実施されているイベントです。平成15年から,今回で17回目になります。
今年のテーマは「西区eco特区宣言!~地球をすくう3R~」で,「小さな力も集まれば大きな力になる」を合言葉に,市民エコ活動が活発な西区が,他区に先んじて「eco特区」を宣言し,自らの力でさらに環境を良くしていきたいという想いが込められています。
ちょっとしたエコ活動も地球環境をよくする何かにつながっています。レジ袋を断り,繰り返しマイバッグを使うということがごみの減量(リデュース),リユースになるし,詰め替え用の洗剤を購入することもリデュースになります。
私たちの行動が知らず知らずのうちにリデュース,リユースにつながって行くことをご来場していただいた方にもっと知っていただきたい!とういう想いで,企業,大学,NPO,行政,その他いろいろな団体が,市民の方にそれぞれの環境への思いを伝えるため,工夫を凝らした3R体験ブースを出展しました。
保健環境研究所廃棄物担当は,資源循環推進課と一緒に,小型家電の分解体験とキーホルダー作りを組み合わせた「マイ小型家電を分解してキーホルダーを作ろう」を出展しました。
はじめて精密ドライバーを使う子供さんたちがほとんどで,一度使い方を教えると,器用にデジタルカメラをどんどん分解してました。はじめて見る家電製品の内部にみんな興味津々で,黙々と手を動かしている姿が下の画像です。デジタルカメラ部品には,金・銀・銅などの貴重な金属を使った部分が多くあることを,分解という作業を通して学んでいただきました。
そして,分解した後の部品で,気に入ったものにドリルで穴をあけ,チェーンとビーズの飾りをつけて,キーホルダーを作りました。みんなの力作と完成したときの笑顔をご覧ください!
▼12.4kgの使用済み小型家電及び付属品を回収しました。
フェスタ当日は,西区役所正面玄関に常設している使用済み小型家電リサイクルボックスを,フェスタ会場に移動し,小型家電の回収も行いました。
事前に配布されたパンフレットの「集めています!」の部分に「小型電子機器(携帯電話,デジカメ,コード,ケーブル類)」と記載していたためか,思いのほか,電源コード,接続ケーブル,充電器などの付属品が多く集まりました。
このような,付属品にも銅などの貴重な金属が多く使用されています。また,携帯電話10台,ゲーム機2台も回収できました。これら小型の電子機器は,金などの貴重な金属の含有量が,鉱山から採掘される鉱石よりも高いと言われており,非常に価値の高いです。
これら,貴重な資源をリサイクルするためには,使用済み小型家電のみを回収しリサイクルする必要があります。この貴重な資源は「燃えないごみ」として捨てるのではなく,お近くに設置してある緑の回収ボックスに投入していただきますようお願いします!
★福岡市での使用済み小型家電回収方法★
西区環境フェスタ2019の関係者のみなさま,ご苦労様でした。
今後もいろいろな環境活動にいっしょに取り組んでいきましょう。