★令和5年9月10日(日曜日)10時~15時 臨海3Rステーション
参加者:116名
このイーコトフェスタは、暮らしに身近な環境問題とその解決に向けた、ごみ減量やリサイクルに関するワークショップなどの取り組み(イーコト)を体験しながら学ぶイベントです。
廃棄物試験研究センターでは、2つのブースを出展しました。
普段ご家庭から出されている「燃えないごみ」の中からどうやって資源物(アルミ、スチール(鉄))を選別して取り出しているのかについて、飲料用の缶などで使われる「アルミ」や「スチール」、そして家電製品などを構築している「プラスチック」の3種類の材料と模型を用いて、皆さんに体験していただきました。
今回、親子で会場にいらっしゃる方が多く、親子一緒に模型を動かして「どうして綺麗に3つ分けられるの!?」とご関心を持っていただき、仕組みを説明すると「初めて知りました」と言っていただくこともありました。また、お子さんは「すごい!もう1回動かしたい!」と模型を動かし、材料が選別されていく様子を一生懸命に観察していました。
市民の皆さんにも科学の不思議さや面白さを知っていただきたく、今回のイベントから初めて、試験室見学と実験体験を実施しました!
試験室見学では、実験器具や多種多様な試薬をご覧いただきました。また、実験体験では、参加者が実験器具を使って、BTB(ブロモチモールブルー)溶液、重曹、レモン汁による色の変化を観察してもらいました。BTB溶液は中性では緑色となりますが、職員が「重曹やレモン汁を加えると、それぞれ色が変わります」と伝えると、参加者からは「色が変わるの?」といった疑問の声も挙がりました。しかし、実際に色が変わると「こんなに変わるの!」と驚かれた様子で、特に子どもたちは目を輝かせながら熱心に実験を行っていました。
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