★平成31年2月12日(火曜日) 13時30分~15時30分 壱岐公民館講堂 参加者:40名
保健環境研究所廃棄物担当では,福岡市が「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」に参加していることから「小型家電リサイクルの推進」を今年度の重点課題とし,市内の環境活動団体を対象に,下記チラシの内容の,小型家電リサイクル講座を実施しております。
現在,全国1600以上の自治体が参加し,「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」が行われています。2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会(以下,東京2020大会)で使用されるメダルを,使用済み小型家電をリサイクルして集めた金属で製作するというプロジェクトです。
2017年4月から開始されていましたが,福岡市をはじめ,多くの自治体及び企業等の方々が参画した結果,メダル製作に必要な金属量を確保できる見通しとなり,プロジェクトとしての小型家電等の回収受付が2019年3月31日までとなりました。
ご協力いただいた福岡市民のみなさま!ありがとうございました!
★「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」進捗状況
使用済み小型家電の回収につきましては,福岡市は,循環型社会・持続可能な社会の構築のため,今後も回収ボックスによる回収を継続していきます。これまでの小型家電のリサイクルが定着し,東京2020大会のレガシーとなるよう,さらなるリサイクルへのご協力をお願いします。
また,保健環境研究所も,この「小型家電リサイクル講座」は来年度も継続して行っていきますので,他の校区からの出前講座のご依頼をお待ちしています!
今回,上記リサイクル講座のご依頼を,西区壱岐校区生活環境部様からいただきました。40名もの方にご参加いただきました。このリサイクル講座では,本講座をひとつのイベントとして,使用済み小型家電の回収も同時に行っています。
今回の出前講座では,携帯電話・スマートフォン46台他,合計15.40kgの使用済み小型家電を回収することができました。
壱岐校区のみなさま,回収にご協力ありがとうございました。
”小型家電解体ワークショップ”を行いました。「小型家電のねじを外し,外箱を空け,どの場所に貴重な金属が使われているのか知る!」という参加者のみなさんが体験するプログラムです。今回家庭から持ってこられた使用済み小型家電を精密ドライバーなどを使用して解体していただきました。みなさん,小さなねじを黙々と外し,興味深そうに基板を取り外していました。
また,今回は,はじめての試みとして,何か気になる部品が取り外せたら,その部品を使ったキーホルダーを作成してみました。「パソコンのキーボードのボタン」を用いたカワイイキーホルダーができました。でも,今回一番よかったアイデア賞のキーホルダーは,「携帯ラジオのアンテナ」キーホルダーでした。びよーんと伸ばせて,指示棒,タクトになる優れものができました。次からの出前講座ではどんなキーホルダができるのか楽しみです!
保健環境研究所は,この出前講座を一回でも多く実施していくことによって,「小型家電リサイクル活動を広げてくださる市民」を一人でも多く増やしていきたいと思っています。この出前講座を受講された方が,福岡市の小型家電回収ボックスの存在を,周りの方にPRしていってくださることを期待しています。それが資源の循環の輪としてつながっていくと考えているからです^^。
壱岐校区のみなさま,小型家電回収ボックスのPRをよろしく願いします!