★平成30年6月21日(木曜日) 19時00分~21時00分 福浜公民館講堂 参加者:61名
保健環境研究所廃棄物担当では,福岡市が「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」に参加していることから「小型家電リサイクルの推進」を今年度の重点課題とし,市内の環境活動団体を対象に,下記チラシの内容の,小型家電リサイクル講座を実施しております。
現在,全国1200以上の自治体が参加し,「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」が行われています。2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会(以下,東京2020大会)で使用されるメダルを,リサイクルによって使用済み小型家電から集めた金属で作成するというプロジェクトです。
今回,上記リサイクル講座のご依頼を,福浜校区環境・ごみ減量推進連合会様と福浜公民館からいただきました。19時00分からという時間帯だったにも関わらず,61名もの方にご参加いただきました。
このリサイクル講座では,本講座をひとつのイベントとして,使用済み小型家電の回収も同時に行うこととしました(連合会長様,公民館長様,事前の周知ありがとうございました。)。この取り組みは,今回がはじめての試みで,一回の出前講座でどれくらいの使用済み小型家電が回収できるのだろう?と不安いっぱいだったのですが,結果は以下のとおりでした。
また,最後のグループディスカッションで,本講座や福岡市の使用済み小型家電回収について,たくさんのご意見をいただくことが出来ましたので一部を紹介させていただきます。
今回の出前講座で,なんと携帯電話が26台!その他,ラジカセ2台,充電ケーブル3本,充電器1台,リモコン1台,オーディオケーブル4本,こたつコード1本で,合計5.84kgの使用済み小型家電を回収することができました。
福浜校区のみなさま,ご協力ありがとうございました。
どのグループからも出た意見は,市のPRが足りないということでした。「今日の講座の内容を知っていたら,回収に協力していた!」という方が大勢いらっしゃいました。市でも,市政だよりやごみルールブックなどの公報紙やホームページ,SNSといろいろな媒体を活用しPRしていますが,情報が十分に届いていないことを痛感しました。情報が伝わればまだ協力して頂ける市民が増えることがよくわかりました。
保健環境研究所では,今後の小型家電リサイクルのPR方法についても調査研究していきたいと思います。また,この出前講座を他の校区でも行っていくことによって,小型家電リサイクルについて理解し,活動を広げていただける市民を一人でも多く増やしていきたいと思います。そして,この出前講座を受講してくださった方が,小型家電回収ボックスの存在を,周りの一人でも多くの方にPRしていただくことが,貴重な資源の循環につながっていくと考えています。
福浜校区のみなさま,今後の小型家電回収ボックスのPRにもご協力をお願いします。
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