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更新日: 2021年12月24日

エコッパと学ぼう!こども環境局

江戸時代(えどじだい)のエコを(まな)ぼう!


()(もの)

着ものの3R
仕立て直し、ボロになったら別の物に再利用。すり切れるまで使い切ります。最後は燃やして肥料に。

衣類(いるい)は、大切(たいせつ)にされ、()(かえ)()まわしていました。

古着(ふるぎ)は、(ぬの)をバラバラに()いて(あら)い、生地(きじ)()()えたりほかの着物(きもの)仕立(した)(なお)していました。

その(あと)、ボロになった(ぬの)()てずに雑巾(ぞうきん)下駄(げた)鼻緒(はなお)、おむつなどに使(つか)いまわしてとことん再利用(さいりよう)していました。


洋服(ようふく)場合(ばあい)(からだ)(かたち)にあわせて布を()るので、カーブが多くなって無駄(むだ)部分(ぶぶん)()てしまいますが、着物(きもの)女物(おんなもの)でも(おとこ)物でも細長(ほそなが)一反(いったん)(はば)36.1cm(せんちめーとる)(なが)さ11.4(めーとる))の布から無駄なくきっちりと()()して仕立(した)てることができます。


着物(きもの)は、(ふと)っていてもやせていても着付(きつ)けの仕方(しかた)だけで調節(ちょうせい)でき、全て直線縫(ちょくせんぬ)いのため仕立直(したてなお)しも簡単(かんたん)でした。()られないほど(ふる)くなれば、すり()きれるまでいろんな用途(ようと)にも使(つか)え、最後(さいご)()やして(はい)にし、(はたけ)肥料(ひりょう)にしていました。


少ない資源を徹底的に使い抜くような仕組みになっていた!