江戸時代のエコを学ぼう!
稲わら
日本人の主食である米を脱穀した後に残るわら(稲の茎と葉の部分)もてってい的に利用して、 最後に残った灰も全て大地に戻して再び植物として再生し、全くムダがありませんでした。
わらは、米100キロ当たり83キロ前後の割合でとれ、その20%ぐらいで日用品を作り、50%を堆肥やきゅう肥(家畜の糞尿・敷きわら・草などを混ぜて腐らせた有機質肥料)などの肥料とし、残りの30%を燃料やその他の用途に活用していました。また、燃やした後の灰も肥料として利用していました。わらは捨てる部分がなく100%利用できます。