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更新日:2023年1月4日

設立の経緯と目的

福岡方式は、現在アジアを中心として世界21か国で導入されており、埋立場の改善を通じて、アジア太平洋諸都市の廃棄物問題解決と脱炭素の推進に貢献しています。
福岡方式は、様々な形で開発途上国・都市へ技術移転されていますが、携わる技術者がその基本理念や維持管理手法を十分理解しないまま整備を進めている、維持管理が継続的に行われていないなど、適正ではない事例が報告されています。
このような状況から、国内外の福岡方式に携わるすべての技術者が福岡方式についてともに学び合い、福岡方式の導入・維持管理における協力関係を構築するための国際的な推進組織「福岡方式グローバルネットワーク(英語名称:Fukuoka Method Global Network(略称:FMGN))」を設立しました。FMGNを通して、国内外の技術者の人材育成を図り、適正な福岡方式の技術移転を進めていきます。


FMGNの体制と主な事業

  
組織図 日本語 FMGNそしきず英語 
 


設立記念セミナー

2022年7月28日、第13回アジア太平洋都市サミット(福岡市・国連ハビタット福岡本部共催)において、福岡方式グローバルネットワーク(FMGN)設立記念セッション(オンライン)を開催しました。
セッションでは、環境大臣のメッセージや福岡方式の専門家である松藤康司福岡大学名誉教授や田中綾子福岡大学教授、マレーシアの専門家Theng Lee Chong(タン)博士たちによる基調講演やパネルディスカッションを行いました。


サミットHPの動画のリンク
https://www.youtube.com/watch?v=23lm2XFa0CM&list=PLqJIBvBKh33F9uDKKcPA0g9iCSZFu7IsL&index=10


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 パネルディスカッション 

主な事業

・国内専門家研修

2022年10月11日~21日、福岡方式に関する事業に携わる国内技術者を対象にした国内専門家研修をJICA課題別研修(7か国8名の海外研修生が参加)と合同で行いました。
オンサイトトレーニングでは、英語でコミュニケーションを取りながら、作業を一緒に行い、笑顔あふれる研修となりました。 参加した参加者からは、海外の方と一緒に作業した経験は、今後の海外での業務に役に立つとのコメントも寄せられています。


研修集合写真 研修の様子