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更新日: 2011年3月9日

葬祭場再整備事業の
環境影響評価準備書についての市長意見書


 

環境第494号
平成14年6月3日

都市計画決定権者 福岡市 様

福岡市長 山崎 広太郎
(環境局環境都市推進部環境調整課)

葬祭場再整備事業の環境影響評価準備書についての市長意見書

 平成14年3月4日に提出された、葬祭場再整備事業環境影響評価準備書について、福岡市環境影響評価条例第19条に基づき、下記のとおり環境の保全の見地からの意見を述べます。

1.騒音

  • 建設工事の騒音予測については、考慮した周辺の地形、仮囲いの状況を分かりやすく記載すること。
  • 車両による騒音の評価については、増加する騒音レベルだけでなく、合成された騒音レベルについても評価し、記載すること。
  • 騒音の発生源として、工事作業員の通勤車についても予測・評価し、記載すること。

2.鳥類

 鳥類の調査では、調査された周辺区域を図面で記載すること。また、周辺地域の調査結果が評価にどのように関連しているのか記載し、どういう行動をしていたのか、記載すること。

3.水質

 工事中は表土が露出し、現況での土砂の流出と工事中の土砂の流出の状況は異なることから、土量改変の程度を把握した上で、水質に及ぼす影響を評価し、雨量の多いときも考慮して、保全設備の設置を検討し、その旨評価書に記載すること。

4.廃棄物

 解体した炉体、煙突などの処理についても記載すること。

5.触れ合い活動の場

 触れ合い活動の場としては、植生に囲まれ運動施設も存在する敷地内の評価も行い、その旨評価書に記載すること。

6.自然環境

 再整備によって失われる植生と再整備によって創出される植生が対比できるよう記述を追加し、その旨評価書に記載すること。