環境第494号
平成14年6月3日
都市計画決定権者 福岡市 様
福岡市長 山崎 広太郎
(環境局環境都市推進部環境調整課)
平成14年3月4日に提出された、葬祭場再整備事業環境影響評価準備書について、福岡市環境影響評価条例第19条に基づき、下記のとおり環境の保全の見地からの意見を述べます。
鳥類の調査では、調査された周辺区域を図面で記載すること。また、周辺地域の調査結果が評価にどのように関連しているのか記載し、どういう行動をしていたのか、記載すること。
工事中は表土が露出し、現況での土砂の流出と工事中の土砂の流出の状況は異なることから、土量改変の程度を把握した上で、水質に及ぼす影響を評価し、雨量の多いときも考慮して、保全設備の設置を検討し、その旨評価書に記載すること。
解体した炉体、煙突などの処理についても記載すること。
触れ合い活動の場としては、植生に囲まれ運動施設も存在する敷地内の評価も行い、その旨評価書に記載すること。
再整備によって失われる植生と再整備によって創出される植生が対比できるよう記述を追加し、その旨評価書に記載すること。