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更新日: 2012年9月11日

若久団地団地再生(全面建替)事業環境影響評価準備書に係る環境の保全の見地からの意見について(送付)


環調第523号
平成24年9月5日

都市再生機構九州支社長
板井 秀行 様

福岡市長  高島 宗一郎 
(環境局環境監理部環境調整課)

若久団地団地再生(全面建替)事業環境影響評価準備書に係る
 環境の保全の見地からの意見について(送付)


1 全体的事項

準備書において講ずることとした環境保全措置については,当該措置を講ずる前後の環境の状況の変化を可能な限り定量的に示し,その旨評価書に記載すること。

2 大気環境について

工事の実施に伴う建設機械の稼動によって発生する騒音については,事業実施区域南東側敷地境界付近の騒音の予測値が他の予測地点よりも高く,近傍で稼動する建設機械の影響が大きいと考えられる。
そのため,建設機械の分散配置等の環境保全措置を検討し,できるだけ騒音の影響を低減するよう図るとともに,その旨評価書に記載すること。

3 植物について

緑化計画について,事業実施区域内にある樹木のうち伐採又は移植するものを明らかにし,供用後の植栽配置等の整備方針を評価書に記載すること。


4 生態系について

団地の存在に伴う生態系について,注目種等への環境保全措置として,次源田池周辺の緑地と周辺地域のため池や樹林,緑地間をつなぐこと等の緑の連続性の確保が記載されている。
しかしながら,事業実施区域及びその周辺の緑地環境については脆弱であり,環境保全措置の効果の検証が必要であると考えられることから,専門家の意見を聴いて,緑の連続性の確保の観点から事後調査を検討すること。