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更新日: 2022年4月8日

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海洋ごみ問題・海洋プラスチックごみ問題を考えよう!


このページでは「海洋ごみ・海洋プラスチックごみとは何なのか?」「問題解決のために私たちに何ができるのか?」を紹介しています。
また、専門家の解説により動画や対談形式でも学べる・考えることができるメニューを以下のとおり用意しています。
私たちとともに暮らしている生き物を守り、将来の世代にわたって美しい自然を受け継いでいくため、今何ができるのか一緒に考えていきましょう。

【動画】
「ラブアース・クリーンアップ きれいな海を未来へ オンラインセミナー」(YouTubeにリンクします)
※令和2年12月20日に開催したオンラインセミナーの内容です。

【対談】
大田こぞう×磯辺篤彦 教授(九州大学応用力学研究所) スペシャル対談サイト(特設サイトにリンクします)
※令和2年10月23日に開催したラジオ番組での対談の様子です。

海洋ごみ問題のチラシ
海洋ごみ問題のチラシ (16,229kbyte)pdf


1.海洋ごみ・海洋プラスチックごみとは

近年、陸から海に流れ込んだごみが大量に漂着したり、生き物の生活を脅かすなど、「海洋ごみ問題」が世界的な課題となっています。
海洋ごみの多くは陸域で発生し、川を流れてきたものだと言われています。川岸や海洋ごみが漂着する海岸には日用品等のごみが多く、その中でもプラスチック製品が多く見受けられます。令和元年度のラブアース・クリーンアップで集めたごみもの多くはプラスチックでした。
 
プラスチックごみは自然界では分解されず、誤食や海洋ごみに絡まって負傷するなど海の生き物も影響を受けています。 
また、プラスチックごみは紫外線や波等によって5㎜以下の小さなプラスチック片(マイクロプラスチック)になり、海洋中を漂流し、海流に乗って拡散します。

海に流れ出たごみは、海底に沈むものもあります。海底にもごみが溜まってしまい、底引き網漁では、網を引き上げる度にごみも一緒に引き上がります。

※河川から流出したごみの漂流(沈着)シミュレーション結果(リンク先で、市内を流れる各河川のシミュレーションが見れます)
※河川ごみ、漂着ごみ、海底ごみの組成調査結果(令和元年度) (302kbyte)pdf

便利な素材であるプラスチックは日用品だけでなく、医療や工業分野などでも使用されており、完全にプラスチックの使用を止めることはできません。それでも、プラスチックの過剰な使用を控え、必要なプラスチックは資源としてリサイクルする、散乱しないようにきちんと捨てるなど、一人ひとりが最後まで責任を持つことが海洋ごみ問題の解決に繋がります。
 


動画のサムネイル画像

どこから来た?海の小さな大問題(YouTubeにリンクします)
制作:ラブアース・クリーンアップ福岡地区実行委員会



2.私たちにできること

プラスチックは小さくなると回収できません。川や海へ流出しないようプラスチックごみを回収すること、流出してしまったごみがマイクロプラスチックになる前に回収することが重要です。海洋ごみ問題解決のためにも、身近な行動で解決できる問題と理解し、ポイ捨てなどの防止、清掃などによるごみの回収、リサイクル活動を含むごみの削減活動の促進に取組みましょう。

 

(1)清掃活動に参加する
福岡市では、市民や企業による自主的な清掃活動の支援を行っています。身近な清掃活動に参加しましょう。

ラブアース・クリーンアップ2022(全市一斉清掃)について
 
公共の場所を清掃したごみの捨て方、ボランティア清掃用ごみ袋の配布支援

清掃月間行事「地域ぐるみ清掃」の実施について



(2)3Rに取り組む
プラスチックを含む海洋ごみを減らすためには、ごみとなるものをもらわない「リフューズ」やごみを減らす「リデュース」、くり返し使う「リユース」、資源として再利用する「リサイクル」が重要となります。
一緒にごみ減量に取り組みましょう。

 3Rについて



現在、海洋ごみ問題啓発キャンペーンを実施中です
ラブアース・クリーンアップ福岡地区実行委員会では、自然や環境問題を身近に感じ、特に海洋ごみの多くを占めるプラスチックごみを出さない・捨てない生活を推進するため、キャンペーンを実施しています。

詳しくは、以下のホームページをご覧ください。
海洋ごみ問題啓発キャンペーン ホームページ


3.関連資料等