食品ロス(フードロス)とは、まだ食べられるのに廃棄されてしまう食品のことです。日本では年間472万トン(注:令和4年度推計(農林水産省))もの食品が発生しており、その内訳は、事業所と家庭からそれぞれ236万トンずつとなっています。これは、国民一人当たりに換算すると、毎日おにぎり約1個分が捨てられている計算になります。
福岡市では、市内の事業所から出るごみの約2割を占める食べ残しや売れ残りといった食品ロスを削減するため、食品ロス削減に取り組む飲食店、宿泊施設、食品小売店等を「協力店」として登録する「福岡エコ運動」を実施しています。外食や買い物をする際は、環境にやさしいお店を選んでみませんか。「福岡エコ運動協力店」で食べきりや適量注文、手前取りにご協力をお願いいたします。
クリックすると「ロスせんバイ!福岡エコ運動協力店」(紹介サイト)へジャンプします。
食べ残しゼロに取り組む福岡エコ運動協力店を動画でご紹介しています。
(画像をクリックすると「YouTube」福岡チャンネルにジャンプします。)
食品ロスを削減するためには、美味しく、適量を残さず食べきることが大切ですが、どうしても食べきれなかった料理を、消費者の責任において持ち帰ることも有効な手段です。食品の持ち帰りについて、法律面・衛生面でのリスクを低減し、事業者・消費者双方が安心して食べ残しを持ち帰ることを促進するため、令和6年12月25日に「食べ残し持ち帰り促進ガイドライン~SDGs目標達成に向けて~」(消費者庁・厚生労働省策定)が策定されました。
詳しくは、消費者庁ホームページ(別ウインドウで開く)をご覧ください。
「食べ残し持ち帰り促進ガイドライン~SDGs目標達成にむけて~」(概要)(PDF:386KB)
「食べ残し持ち帰り促進ガイドライン~SDGs目標達成にむけて~」(PDF:1,728KB)
注文したけれど食べきれなくて残してしまう。そんなことがないように、かしこく適量を注文して美味しく食べましょう!
宴会がはじまって最初の30分間は、席を立たずに料理を楽しみましょう!
宴会中、席を離れて楽しく会話。ついつい話に夢中で食べ残してしまう。そんなことがないように、声をかけ合い、最後は元の席に戻って料理をおいしくいただきましょう!
「宴会」では、1・2・3まで、すべてチャレンジ!
「外食」では、1にチャレンジ!
ついつい買いすぎて消費期限までに食べきれなかった、なんてことが無いように計画的に買いましょう!
すぐに食べるものは、販売期限が短い手前のものから順に取りましょう!
賞味期限と消費期限、かしこく見分けて美味しく食べきりましょう!
賞味期限とは、品質が変わらない期限のこと。これを過ぎても直ちに食べられなくなるわけではありません。
消費期限とは、安全に食べられる期限のこと。これを過ぎたら食べない方が安全です。
令和元年に登場したキャラクター。食いしん坊の白くまで、語尾などには「〇〇でクマ」などを付けて話します。
料理を美味しく楽しみ、笑顔で「ごちそうくまでした!」を言うために、福岡エコ3項目を呼びかけます。
平成28年に啓発キャラクターである宴会部長の名前を募集し、宴会部長「完食 一徹」に決まりました。
完食の大切さを力説し、宴会の最後には誰が幹事か分からないくらいの立ち位置になるため、人は彼を「宴会部長」と呼びます。