福岡市では、自動車から排出される二酸化炭素の排出削減のため、車の電動化を進めているほか、トラックやトレーラーなどの貨物車を対象にバイオ燃料を活用した実証事業を実施しています。
バイオ燃料:廃食用油などのバイオマス(生物資源)を原料とする燃料のこと
実証事業の報告書はこちら
以下の車両でバイオ燃料を使用し、CO2排出削減効果、エンジンへの影響の有無等を検証します。
①トレーラーヘッド
博多港ふ頭株式会社様
②し尿運搬車
公益財団法人ふくおか環境財団様
③灰運搬車
大成管理開発株式会社様
④給食配送者
九州商運株式会社様
⑤チルド車
広徳輸送株式会社様
⑥タンクローリー
松藤商事株式会社様
令和6年7月12日(金)から令和7年3月まで ※供給するバイオ燃料がなくなり次第終了
サステオ(バイオ燃料〔HVO〕と軽油を混合:バイオ燃料の混合割合20%)、20,000L
通常の軽油を使用した場合とバイオ燃料を使用した場合の燃費の比較は、同一の経路や積荷、気象条件ではないことから厳密には行えないものの、燃費性能に大きな違いは見られませんでした。また、実証試験走行中の内燃機関(エンジン)への影響や始動性や走行安定性などについての違和感の報告はありませんでした。