区長が東区で活動する団体の活動に参加し懇談することで、区政への積極的参加及び理解や協力を得るとともに、地域活動の実情を把握し区政への参考としています。
6月28日に、三日月山の登山道の整備作業を見学した後、「楽友会の活動」をテーマに、立花山・三日月山の保全ボランティア団体「楽友会」の皆さんと懇談をしました。
楽友会の吉永会長から説明を受けました。
平成17年6月から翌年2月まで東区主催で行われた「三日月山・長谷ルートづくりワークショップ」の参加メンバーの有志が、ワークショップ終了後も登山道の整備活動を続け、平成20年5月に楽友会を結成しました。
楽友会は、「できる時に、出来ることを」をモットーに、立花山・三日月山の自然を後世に残すため、また、安全に登山を楽しんでもらうために、登山道の整備や竹林伐採整備などの環境保全に取り組んでいます。
現在、会員数は20名で、第1土曜及び第4金曜日の毎月2回、活動を行っています(8月は除く)。
土留を作る様子を見学しました
山の中には倒木がたくさんあります
倒木を利用して数年前作った土留
吉永会長から説明を受けました
昼食を取りながら和やかな雰囲気での懇談でした
最後に区長から一言
長年にわたり、立花山・三日月山の保全ボランティアにご尽力いただき感謝しています。今回、活動を見学して、立花山・三日月山の登山環境が保たれているのは、楽友会のみなさんの活動の賜物であると実感しました。
一方で、山林の倒木の多さや、楽友会の会員減少など、課題を抱えていることも分かりました。
立花山・三日月山は、自然豊かで、福岡市内からのアクセスもよく、年間を通し多くの方が登山に訪れます。東区としても、市政だより等をとおして楽友会に関する積極的な広報を行い、また近隣の自治体との連携も検討したいと思います。
今後も安全な登山道の保全活動にご協力いただきますよう、引き続きよろしくお願いします。
参加者で記念撮影