ものづくり応援型コワーキングスペース 「ヨカラボ天神」が若手クリエイターを育てる

福岡市では、ノートPCやタブレット端末を駆使して、オフィスを持たずカフェやラウンジなどで仕事をする人も多く見かけます。いわゆるノマドワークでは電源や通信インフラの確保が重要ですが、出先で「いざ仕事!」という時に、電源やWi-Fiが使えるスポットが見つからずに、あわててしまった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そんな福岡のノマドワーカーから好評なのが、コワーキングスペース「ヨカラボ天神」です。九州最大級の繁華街・天神にあり、地下鉄天神駅出口から徒歩1分と便利な場所にあるのもうれしいところ。ホテルのラウンジをイメージした店内は開放感に溢れ、電源と無線LANが無料で使い放題なのはもちろん、充電ケーブルも用意されています。コワーキングスペースは50席ほどあり、1人がけのソファは仕事がしやすいようにミニテーブル付き。さらにドリンク飲み放題で1時間500円(税別)とリーズナブルな料金も、利用者に好評な理由だそうです。

同スペースは、株式会社オリノス代表取締役の村橋法夫さんが「福岡市発の“ものづくり”を応援したい」とオープンさせたお店。定期的に交流会も開催するなど、フリーランスに必須のヨコのつながりを構築できる場としても期待されています。同店支配人も兼ねる村橋さんによれば「2014年1月14日にオープンしてから10カ月近くたちますが、お客様から『落ち着いた空間で仕事がはかどる、快適に作業できる』と好評をいただいている」とのこと。

また、プロユースのインクジェット方式の「Objet30 Pro」や、フルカラー出力が可能な「ZPrinter® 450」など複数の3Dプリンターを設置しているのも、同店の大きな特色です。クリエイター向けのラボスペースも用意され、プロからビギナーまで、それぞれの用途に合わせて最適な3Dプリンターを利用可能です。

福岡発のものづくりの場、および人脈づくりの場としての役割が期待されるヨカラボ天神。今後、ここから福岡発の「なにか」が生まれてくるのではないでしょうか。

 

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