登山・アウトドアユーザーから絶賛のサービス「YAMAP」を開発するセフリ。CTOの樋口浩平氏がスタートアップ企業ならではの同社の魅力を語る。

アウトドアを安全に、より快適に楽しむためのサービスを総合的に提供しているセフリ。自社サービスである「YAMAP」は、携帯の電波が届かない山の中でも現在地が分かる地図アプリと、アウトドア体験や思い出を共有するコミュニティから構成されている。社会的にも意義のある同社のサービスの重要な役割を担う同社最高技術責任者(CTO)の樋口浩平氏に話を伺った。

20151215_hash_sefuri_01.jpg

ー現在どのような仕事をされていますか?

樋口浩平氏(以下、樋口):地図アプリをはじめ、アウトドア活動日記をメインコンテンツとしたSNS、アウトドア用品の比較評価アプリ、アウトドア保険などさまざまなサービスを展開しています。私はエンジニア兼開発チームのマネージメントをしています。

20151215_hash_sefuri_02.jpg
▲YAMAPは、携帯の電波が届かない山の中でも現在地が分かる地図アプリと、アウトドア体験や思い出を共有するコミュニティのWebサイトから構成される

ー仕事の楽しいところは何ですか?

樋口:スタートアップベンチャーなので、自分たちの手でアウトドアの世界を変えていっている、という実感があります。アウトドアの魅力や楽しさを伝えるために、有効な情報を発信していきたいという思いで日々楽しく過ごしています。

新しい機能をリリースするまでのスピード感、ユーザーの声がダイレクトに分かるスリルと興奮がある。ジェットコースターの魅力に近い感覚です。

ーセフリの特徴を教えてください。

樋口:サービスをより良くしたいという思いと、担当業務に関する責任感が強く、モチベーションの高いメンバーばかりです。元ホテルマンのアプリエンジニアという変わったキャリアのメンバーもいますが、みんな技術力が高く専門性をもった人たちです。

弊社のサービスのユーザーは、20代から70代までと幅広く、スマートフォンの操作方法からレクチャーしなければいけない方もいらっしゃいます。そのためカスタマーサポートには特に力を入れて取り組んでいます。

20151215_hash_sefuri_03.jpg

ー今後のキャリアについて、どのようなプランを持っていますか?

樋口:私たちの場合、まだまだ若い会社ですので、まずはサービスを成長させることに注力しています。山での遭難や事故などの社会問題を解決したいという思いがあるので、長期的にはそこを目指したいですね。

【プロフィール】
樋口 浩平/Kouhei Higuchi
福岡県出身。九州芸術工科大学卒業後、福岡の企業にSEとして入社する。YAMAPが企画段階だったころからセフリの春山慶彦代表と交流があり、技術的なアドバイスを行う。YAMAPがリリースされ、サービスを軌道に乗せるという時期に誘いを受け入社し、現在に至る。

【関連リンク】
福岡クリエイティブキャンプ2015 公式サイト
http://fcc.city.fukuoka.lg.jp/

U/Iターン経験者に聞く福岡のここが魅力!

20151215_hash_sefuri_miryoku.jpg

エンジニア
新見 晃平

徳島県出身[大阪からのIターン]

ネットの転職サイトでセフリに興味を持ち、代表の春山に直接連絡を取ったんです。そこで、弊社メンバーも参加しているYAMAPユーザーのオフ会に参加することになりました。

頻繁にユーザー同士の交流会があり、そこでのユーザーの声をスピーディーにシステムに反映していこうとする姿勢を目の当たりにして、面白いなと思い入社を決めました。

僕の場合、会社の魅力にただ導かれて福岡に住んだのですが、食事が安くて美味しいのがいいところ。そして空港が近く、街の真上を飛行機が飛んでいく風景を、いつでも見られるのも好きなところです。