LinQ姫崎愛未が語る、故郷福岡への想い! 将来は「福岡でコスプレ専門のお店を作りたい」

福岡といえば、数々の大物芸能人、ミュージシャンを輩出してきたことでも有名ですが、この街を拠点に活動し、全国的な人気を誇るローカルアイドルグループがいます。その名も「Love in 九州」の略で造語でもある「LinQ」。福岡の街から、攻めの姿勢でアイドル戦国時代の勝ち残りを目指す彼女たち。その中でも、福岡市出身でソロとしても人気急上昇中の姫崎愛未さんに、大好きな故郷である福岡の魅力を語っていただきました。

――まずは、自己紹介をお願いします。

姫崎 LinQの姫崎愛未です。ソロ活動の時はamihimeという名前で活動してます!福岡県福岡市生まれ、20年間福岡で育っているので完全に「福岡の子」です(笑)。小さい頃は良くキャナルシティで遊んでいました。博多駅の地下だったり、天神はお買い物しやすくて大好きです。

――福岡で青春を迎えている姫崎さんですが、思い出深いエピソードを教えて下さい。

姫崎 高校生の頃、福岡女子高等学校さんの制服が可愛くて人気で、「羨ましい!」という話を よくしていました。すごいローカルネタですが、大丈夫ですか(笑)。本当に可愛くて、私は違う高校だったんですけど、地元の女子の憧れの制服ですね。福岡の魅力は、なんといっても食べ物が美味しいところ!明太子、モツ鍋、水炊き…もう、どんだけでも食べられてしまうほどに美味しいものだらけです。色々な都市にLIVEなどで行かせていただくのですが、福岡は都会すぎず、田舎すぎず、住むには最高のところだと思います。

姫崎さん。サザエさん通りにて。

――例えば、福岡に来たら食べてほしいものってありますか?

姫崎 お刺身が凄く新鮮で、遠征帰りとかで、久しぶりに食べたりするとやっぱり福岡のお刺身は一味違うなと思います。この前、東京から取材に来て頂いたスタッフさんと食事に行ったのですが、どんどん注文されるんですね。「そんなに食べられない」とお伝えしたんですけど、大丈夫だからって…結局全然食べきれずに、お腹すかせたメンバーに来て食べてもらったっていう(笑)。それくらい、東京とは値段も量も違うんです、もちろん美味しいし!ドンドン頼んじゃうくらいなんですよ。

――今、福岡はアニメ産業やゲーム産業での存在感が増している気がします。例えば、『妖怪ウォッチ』の産みの親は、福岡のゲームソフト会社レベルファイブだったり、『紙兎ロペ』を制作しているのも、KITERETSUの福岡オフィスだったり。ほかにも『.hack』『NARUTO -ナルト- 疾風伝ナルティメットストームレボリューション』を制作したCyberConnect2、『Wii Fit U』『ワンピースアンリミテッドワールド R』を手がけたガンバリオンも福岡の企業と、たくさんあります。なぜ、今、福岡にはこんなにコンテンツクリエイターがそろっていると思いますか?

姫崎 食べ物も美味しくて、住みやすくて、のびのびとお仕事できるからこそ生まれるものがあるのかなと思います!あと、やっぱりアジアの玄関口として、福岡から世界に向かって何かを発信していこう、という雰囲気があるからでしょうか。LinQもそういうコンセプトで結成されましたので。

――福岡のアイドルの強み、福岡のアイドルが全国で活躍できる理由などありますか?

姫崎 九州の良さを全国にお届けできるのが強みだと思います。自信をもって良い土地だと言えますし。LinQの楽曲の中に「フクオカ好いとぉ」「とんこつこつ」など地元にちなんだ曲がありますし、九州のPRにも繋がっていると思います。そして、やっぱり九州の女の子はカワイイ子が多いと思いますね。

――「ヲタ」としても有名な姫崎さんですが、福岡のヲタスポットを教えて下さい。

姫崎 天神北にはメイドカフェ、アニメショップ、コスプレショップがあって、程良い人通りなので人混みが嫌だというかたにはものすごくオススメです。秋葉原と比べて全然混んでないので、ヲタ活動される方にも福岡はおススメですね。

――ヲタ活動以外での福岡県でのおすすめスポットはありますか?

姫崎 市内では、天神コアがお買い物しやすくて大好きです。あと、LinQの公演が観られる天神ベストホールは絶対に外せません!これからの季節オススメなのが警固公園。冬はイルミネーションが綺麗なんです。この前撮影で行った能古島(のこのしま)とかもおススメです。県全体としては、あまりすみずみまで行ったことはないんですけど、海もあり、山もあり、すごく景色が綺麗な場所が沢山あります。何人かLinQのメンバーも住んでいる、市内から近く自然も豊かな糸島とかはかなり注目されているスポットです。

姫崎さん

――LinQのメンバーとの福岡でのエピソードはありますか?

姫崎 LinQのメンバーは本当にみんな仲良しで、プライベートでも良く一緒にいます。最近では、大名の焼き鳥屋さんでメンバーの松村くるみさんのお誕生日を祝ってご飯を食べました!福岡でのエピソードは毎週色々ありすぎて(笑)、どれを話したらいいかわからないくらいです。

――東京と福岡を行き来している姫崎さんですが、違いは感じますか?

姫崎 東京はやっぱり人が多いです。満員電車に乗ったりすると、福岡と全然圧縮度が違うので、やっぱり東京は都会だなぁと感じます。

――東京では、ソロとして「amihime」の活動もされている姫崎さんですが、今後のソロ活動についての目標を教えて下さい。

姫崎 ライブをたくさん重ねて、amihimeの存在を知ってもらうことが第一目標です。アイドルファンというよりは、アニメとか好きな方に受け入れて頂けるような活動をしていって、アイドルファンとアニメファンの架け橋になるのが最終的な目標です。

――将来、福岡でやりたいことは何ですか?

姫崎 コスプレ専門のお店をつくる!あと、アニメショップがもっと増えたら嬉しいので、ふやしていきたい(笑)。ピンポイント過ぎてスミマセン。なかなか、ゲットできないアイテムなどもあるので…。

――最後に、あなたにとって福岡とは?

姫崎 地元、帰ってくる場所です。私にとって、最も大切な場所が福岡です。

 

[プロフィール]
姫崎愛未さん
1994年1月19日、福岡生まれ。趣味はコスプレ、アニメ鑑賞、ゲーム、イラストを描くこと。特技はロボットの真似、アニメの声真似、パソコンやiPhoneの早打ち。現在は、九州発のアイドル「LinQ」として活動しながら、タワーレコードのアイドル専門レーベル〈T-Palette Records〉初のソロ・アイドル、そしてボーカロイド・アイドルのamihime(アミヒメ)としても活躍中。