真言宗九州教団の本山である東長寺は、大同元年(806)、真言宗の開祖である弘法大師により創建されました。弘法大師創建としては日本最古の寺院で、唐での修行を終え博多に帰着後、海辺の地に一伽藍を建立し、真言密教が東方へ広がることを祈願したと伝えられています。
本堂には、弘法大師自作と伝えられる弘法大師像や不道明王立像、また平安時代に制作された木造千手観世音菩薩立像(重要文化財)の三体が据えられています。
また、大仏殿には日本最大級の木造釈迦座像である「福岡大仏」が鎮座し、多くの人が拝観に訪れます。
境内から見るライトアップされた壮大かつ優美な本堂と華やかさ際立つ五重塔は圧巻です。
住所:福岡市博多区御供所町2-4(アクセス:地下鉄「祇園駅」1番出口すぐ)