海元寺は浄土宗鎮西派に属し、応永3年(1396)大蓮社岌山上人によって開山されました。黒田長政公の入国時、現在の博多区千代町辺りから現在地に移されました。境内には閻魔堂と観音堂があり、平成28年6月に建て替えられました。
閻魔堂には、槍持ちの源七が京都から閻魔像の首を持ち帰ったといわれる閻魔像が祀られ、観音堂には中呉服町の住人で、観音菩薩を深く信仰していた弥三次の発願によって作られたという「西国三十三所観世音菩薩」が祀られています。
毎年8月16日と1月16日には「えんま祭り」を開催しています。
住所:福岡市博多区中呉服町10-5(アクセス:地下鉄「呉服町4番出口」徒歩6分)