仁治3年(1242)に創建された承天寺は、博多に居住して対外貿易に活躍した宋人貿易商の謝国明が大檀越(施主)となり、宋に6年間留学していた聖一国師(円爾)を招いて開山されました。聖一国師は宋から「うどん」「そば」「饅頭」などの製法を持ち帰り、粉食文化を広めたことでも知られており、約780年前に始まった博多祇園山笠の起源にも深い関わりがあります。
玄海灘を表現した枯山水の石庭「洗濤庭」のライトアップは圧巻です。
博多千年門は、博多を訪れたお客さまを歴史的文化財が多く残る、博多の寺社町エリアへと導くウェルカムゲートです。博多のこれまでの千年の重みとこれからの千年の繁栄を願い、名称が全国に公募され,多くの応募作品の中から「博多千年門(はかたせんねんのもん)」と名付けられ、平成26年3月に完成しました。
ライトアップウォークの際には、門と通りが一体的にライトアップされ、日中とは趣の異なる散策路をゆっくりと楽しむことができます。
住所:福岡市博多区博多駅前1-29-9(アクセス:地下鉄「祇園駅」から徒歩5分)