和食はバランスがとれた健康食です。また郷土料理は、昔からそれぞれの地域で伝えられてきた料理で、特産物や旬の野菜をたっぷり使ったり、先人の知恵と技がつまっています。そして、郷土料理を囲む食卓は、家族やご近所で食を楽しむコミュニケーションの場でもありました。このような食文化を継承していくことは大切です。代表的な博多の郷土料理レシピを4品紹介します。
「がめ煮」は、博多の方言「がめりこむ(寄せ集める)」からきたという説や、博多湾にたくさんいた亀(博多言葉でガメ)を料理した「亀煮」からきたという説があります。福岡一円で祝い事に作る煮物で、筑前煮ともいわれます。
エネルギー 94kcal
食塩相当量 0.6g
お盆につくる夏の酢の物です。
お供えするためや、お盆参り客のために用意する酢の物で、材料は歯ごたえのある夏野菜を奇数用意します。
普段の食生活でも、常備菜として作りおきの1品にぴったりです。
エネルギー 45kcal
食塩相当量 1.0g
博多とは、献上博多帯のことで、その切り口を博多帯の縞模様に見立てたものです。大正の頃から祝い事に作られるようになりました。
エネルギー 66kcal
食塩相当量 1.6g
※ゆずの皮を松葉に切り飾ると、おもてなしによいです。
もともとの料理名は「さばのごま醤油」といいました。
「さばの生き腐れ」といわれるほど鮮度の落ちやすい魚を刺身で食べるのは全国でも珍しく、漁港に恵まれ新鮮な魚が手に入りやすい博多を代表する味です。
エネルギー 205kcal
食塩相当量 2.2g
※お好みで、青じそやわさびを添える。
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