下水道使用料の算出方法

 下水道使用料は、基本使用料と従量使用料からなっています。従量使用料は汚水排出量の段階ごとの単価を乗じて計算され、排出量が多くなればなるほどその単価が高くなる、累進制使用料体系を採用しています。

  • 基本使用料は、汚水排出量にかかわらず定額です。   
  • 従量使用料は、汚水排出量のうち、該当する区分ごとに1立方メートルあたりの使用料が変わります。   
  • 下水道使用料は、基本使用料と従量使用料の合計に、国の定める消費税及び地方消費税を加算した額(1円未満の端数切り捨て)になります。

下水道使用料の算出方法は、次のとおりです。

下水道使用料(1戸2ヶ月分)<令和元年10月1日以降>
汚水の種類 基本使用料 汚水排出量 算出方法(1円未満の端数は切り捨て)
一般汚水1,520円20立方メートル
まで
〔基本使用料+(汚水排出量×13円)〕×1.10
21立方メートル
40立方メートル
〔基本使用料+(汚水排出量-20立方メートル)×152円+260円〕×1.10
41立方メートル
60立方メートル
〔基本使用料+(汚水排出量-40立方メートル)×188円+3,300円〕×1.10
61立方メートル
100立方メートル
〔基本使用料+(汚水排出量-60立方メートル)×246円+7,060円〕×1.10
101立方メートル
200立方メートル
〔基本使用料+(汚水排出量-100立方メートル)×278円+16,900円〕×1.10
201立方メートル
600立方メートル
〔基本使用料+(汚水排出量-200立方メートル)×311円+44,700円〕×1.10
601立方メートル
2,000立方メートル
〔基本使用料+(汚水排出量-600立方メートル)×366円+169,100円〕×1.10
2,001立方メートル
10,000立方メートル
〔基本使用料+(汚水排出量-2,000立方メートル)×417円+681,500円〕×1.10
10,001立方メートル以上〔基本使用料+(汚水排出量-10,000立方メートル)×515円+4,017,500円〕×1.10
公衆浴場汚水 
(普通公衆浴場に限る)
1,120円1立方メートル以上〔基本使用料+(汚水排出量×12円)〕×1.10

表の中で、2ヶ月間の汚水排出量を含む区分(例:50立方メートル→「41立方メートル~60立方メートル」)の右横の数式により使用料を算出します。
消費税率の変更による料金改定について


下水道使用料計算例(一般汚水1戸2ヶ月)

  • 汚水排出量 15立方メートルのとき:上表の汚水排出量「20立方メートルまで」の右横の数式に15立方メートルを当てはめて算出します。
    〔1,520円+(15立方メートル×13円)〕×1.10=1,886円(1円未満の端数は切り捨て)
  • 汚水排出量 35立方メートルのとき:上表の汚水排出量「21立方メートル~40立方メートル」の右横の数式に35立方メートルを当てはめて算出します。
    〔1,520円+(35立方メートル-20立方メートル)×152円+260円〕×1.10=4,466円(1円未満の端数は切り捨て)
  • 汚水排出量150立方メートルのとき:上表の汚水排出量「101立方メートル~200立方メートル」の右横の数式に150立方メートルを当てはめて算出します。
    〔1,520円+(150立方メートル-100立方メートル)×278円+16,900円〕×1.10=35,552円(1円未満の端数は切り捨て)