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更新日:2025年5月21日

2025年(第35回)福岡アジア文化賞受賞者の発表


福岡アジア文化賞のロゴ画像
 

FukuokaPrizeAnnounce2025

 

 福岡アジア文化賞(主催:福岡市、(公財)福岡よかトピア国際交流財団)は、アジアの学術研究や芸術・文化の分野で顕著な業績をあげた個人や団体を顕彰する国際賞です。

 歴代受賞者はこれまでに28か国・地域から127名を数え、後にノーベル賞を受賞された方もおられるなど、世界中で活躍をされています。

 このたび、2025年(第35回)の受賞者が決定しましたので、以下のとおりお知らせします。

1.2025年(第35回)受賞者

大賞

2025TakaraKurayoshi
高良 倉吉
TAKARA Kurayoshi

歴史学

 

琉球史研究の多方面に新境地を開いてきた歴史の表現者

 

・二度にわたる首里城正殿復興事業に関わり、2019年から首里城復元に向けた技術検討委員会委員長として傑出した貢献を行う。
・琉球・沖縄史を踏まえたピースフル・ラブ・ロックフェスティバルの企画、NHK大河ドラマの時代考証など、活動は多彩である。琉球 大学名誉教授。

・綿密な資料分析、グローバルな視座による歴史観、卓越した行動力、分野を超えた企画立案のすべてを統合し、琉球史学を学術研究から実践の場へと広げている。

  経歴(PDF:244KB)

学術研究賞

2025BaikYoung-seo
白 永 瑞 (ペク・ヨンソ)
BAIK Young-seo
歴史学


民衆や市民の視点から東アジアを考察する現代史研究者

 

・韓国を代表する中国現代史研究者であり、歴史研究における学術的功績に加え、社会科学・人文科学において指導的な役割を担う。延世大学校名誉教授。

・国境を横断して、民衆や市民の視点から「東アジア言説」を展開してきた思想家でもあり、その著書は広く翻訳され、知識人などの共感を獲得している。

・東アジア人としての思想的営為は、現代世界の困難な諸問題に取り組むための重要な指針を示している。

 

贈賞理由(PDF:210KB)

経歴(PDF:214KB)

芸術・文化賞

2025VoTrongNghia
ヴォ・チョン・ギア
VO Trong Nghia
建築

 

エコロジカルな建築のあり方に斬新な提案を行っている建築家

 

・急速に発展するベトナムの都市課題を解決する建築のあり方を追究し、環境に優しいエコロジカルな建築の姿を提示。

・日本で建築を学び、地域の環境や植生に配慮した建築デザイン、竹や木を建築材料として扱う構造デザインなどの一連の作品で広く知られる。

 

2.公式行事

授賞式は9月16日(火曜日)に開催します(事前申込制)。

この他、市民フォーラムの内容や、各行事参加申込など詳細は、福岡アジア文化賞ホームページにて7月にお知らせします。

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【このページの掲載所管】

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