75歳以上の高齢運転者で、過去3年間に一定の違反歴がある方は、運転技能検査に合格しなければ、運転免許証を更新することができません。
検査項目が、「時間の見当職」「手がかり再生」「時計描画」の3項目から「時間の見当職」「手がかり再生」の2項目に変更されます。
また、認知症でない旨の医師の診断書を提出した場合など、検査が免除される場合があります。
従来、高齢者講習は、認知機能検査の結果に基づき「2時間講習」と「3時間講習」に分かれていましたが、今回の改正により、認知機能検査の結果にかかわらず「2時間講習」に一元化されます。
運転に不安を感じる方に対して、運転免許の自主返納だけでなく、より安全なサポートカーに限って運転を継続するという新たな制度です。サポートカー限定免許の申請は、運転免許証の更新時に併せて行うことが可能です。なお、サポートカー限定条件を付与できる免許は、普通免許のみです。
福岡県警ホームページ(令和4年5月13日施行の改正道路交通法(高齢運転者対策等について))