令和7年10月7日(火曜日)、福岡工業大学にて、福岡市災害ボランティアセンター設置・運営訓練を行いました。
福岡市は、福岡工業大学と社会福祉法人福岡市社会福祉協議会との間で、「福岡市災害ボランティアセンター設置に関する協定」を締結しており、福岡市で大きな災害が発生し、ボランティアの支援の必要性があるときは、ボランティアセンターの設置場所のひとつとして、福岡工業大学の施設等を提供いただくこととなっております。
訓練には、災害ボランティアセンターの設置や災害対応に関わる福岡市職員、災害ボランティアセンターの運営を担う社会福祉協議会職員、施設等を提供してくださる福岡工業大学の教職員、同様の協定を締結している西南学院大学・福岡大学の教職員、地域の方々等、様々な立場の方々、72名に参加いただきました。
座学で、災害ボランティアセンターの基本的な機能・役割を学んだ後、実際に設置を想定している場所で、災害ボランティアセンターの運営のシミュレーションを行いました。シミュレーションでは、地域の方々など数十名に、ボランティア役として各ブースをまわり、災害ボランティアセンターの一連の流れを体験していただきました。
実際に設置・運営を体験することで、災害ボランティアセンターについて理解を深めることができました。また、関係者同士顔を合わせることで、いざ災害が起こった時に協力できるような平時からの顔の見える関係づくりにもつながりました。今回は地域の方にも多数参加いただきましたので、災害ボランティアセンターは安心して助けを求めることが出来る場所であることを、地域の方にも知っていただくことができました。
災害ボランティア活動や災害ボランティアセンターの運営が円滑に行われるよう、福岡市及び福岡市社会福祉協議会では、災害ボランティアの養成に加え、災害ボランティア活動や、防災啓発活動を行う団体・企業・大学などと平時からのネットワーク構築に向けた、取組みを進めています。 詳しくは、災害ボランティアに関する取組み一覧をご確認ください。