令和6年11月13日(水曜日)、西南学院大学にて、福岡市災害ボランティアセンター設置・運営訓練を行いました。
福岡市は、学校法人西南学院と社会福祉法人福岡市社会福祉協議会との間で、「福岡市災害ボランティアセンター設置に関する協定」を締結しており、福岡市で大きな災害が発生し、ボランティアの支援の必要性があるときは、ボランティアセンターの設置場所のひとつとして、西南学院大学の施設等を提供いただくこととなっております。
訓練には、災害ボランティアセンターの設置や災害対応に関わる福岡市職員、災害ボランティアセンターの運営を担う社会福祉協議会職員、施設等を提供してくださる西南学院大学の教職員、同様の協定を締結している福岡工業大学の教職員、災害支援や防災普及啓発活動等を行うNPO・ボランティア団体等、様々な立場の方々、45名に参加いただきました。
座学で、災害ボランティアセンターの基本的な機能・役割を学んだ後、実際に設置を想定している場所で、災害ボランティアセンターの運営のシミュレーションを行いました。また、設置・運営訓練後には、西南学院大学の学生ボランティアや以前災害ボランティアに関する講座を受講いただいた方など10名に、ボランティア役として各ブースをまわり、災害ボランティアセンターの一連の流れを体験していただきました。
実際に設置・運営を体験することで、災害ボランティアセンターについて理解を深めることができ、また、関係者同士が顔を合わせることで、いざ災害が起こった時に協力できるよう、平常時からの顔の見える関係づくりにもつながりました。
災害ボランティア活動や災害ボランティアセンターの運営が円滑に行われるよう、福岡市及び福岡市社会福祉協議会では、災害ボランティアの養成や、災害ボランティア活動、防災啓発活動を行っている団体・企業・大学等との平常時からのネットワークの構築へ向けて、取組みを進めています。また、発災時には、民間企業やNPO等と連携し、ボランティアのみなさまと被災地支援等も行っています。
詳しくは、災害ボランティアに関する取組み一覧をご確認ください。