明治37年1月1日生(平成4年11月28日逝去)
進藤一馬氏は、昭和33年衆議院議員選挙に当選、以後14年間にわたり国政に参画した後、昭和47年4月、福岡市が政令指定都市に指定された直後の同年9月、福岡市長に当選され、第25代福岡市長に就任されました。
以来4期14年間にわたり、福岡市を緑と心豊かな活力のある街に発展させ、中枢管理都市として、名実共にその機能を高めた他、国際都市としての基礎づくりを進めるなど、首長としての重責を果たし地方自治の振興発展に尽力されました。
また、この間、全国市長会理事等数多くの要職にあって国、県、市政に参画し、本市のみならず全国の都市のため、自治振興に尽力するとともに、福岡の名声を全国に高めました。
このように氏は、郷土福岡をこよなく愛し、また、多くの市民に慕われながら全力をあげて福岡市の発展向上のために献身的な努力を続けられました。