現在位置:福岡市ホームの中の市政全般の中の港湾・アイランドシティの中の港湾に係る環境保全活動からWWFジャパンから感謝状をいただきました
更新日: 2017年5月24日

WWFジャパンから感謝状をいただきました

平成241130日金曜日,東区の名島海岸における鳥類の休息場と餌場の整備に対して,公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)から福岡市長へ感謝状をいただきました。 


みなさんで集合している写真

感謝状の画像

【経緯】

港湾局では,平成15年度から19年度にかけて,東区の名島海岸において護岸や遊歩道の整備,砂浜の造成などを実施しました。

海岸の整備を行うにあたって,WWFジャパンや,地元で環境保全活動を行っている市民団体「ふくおか湿地保全研究会」(現在はNPO法人)から野鳥の生息環境を保全するよう要望書が提出されました。

それを受け,実現可能な野鳥の生息環境保全策について,港湾局とふくおか湿地保全研究会が共働で検討をすすめた結果,既定の整備内容に加えて鳥類の休息場と餌場を整備することとなりました。

整備から数年がたち,様々な種の野鳥の利用が見られるようになったことから, 生物多様性の保全に大きく貢献しているとして,WWFジャパンから福岡市長へ感謝状が贈呈されることになったものです。

今回の感謝状贈呈は,地元の市民団体との共働により,自然環境の保全に結びついた事例として評価されたものです。

行政機関に対するWWFジャパンからの感謝状贈呈は全国初です。


【当日の様子】

WWFジャパンの樋口事務局長から渡邊副市長へ感謝状を贈呈していただきました。


感謝状を2人で持っている画像 野鳥の保全について話している画像

現地の視察では,休息場の上で羽を乾かしているカワウや,潜水して餌を採っているカモたちの姿を見ることができました。

現地で休息場と餌場を視察している画像 休息場で羽を乾かすカワウの画像

冬になり,多くの野鳥が博多湾に渡ってくるシーズンになりました。名島海岸近くにお越しの際は,ぜひ野鳥のカワイイ姿を間近でご覧ください。


【アクセス】

福岡市東区名島一丁目名島海岸(帆柱石や城浜小学校の近く)

西鉄電車 名島駅より徒歩約15分
西鉄バス 名島運動公園バス停より徒歩約6分

今シーズンも休息場や餌場を利用しています。


名島海岸の地図の画像

餌場をはさんで潮干狩りを楽しむ人とクロツラヘラサギの画像

餌場をはさんで潮干狩りを楽しむ人(奥)とクロツラヘラサギ(手前)(平成20年4月28日撮影)


休息場のハマシギの画像1

休息場のハマシギ(平成23年5月17日撮影)


餌場のハマシギの画像

餌場のハマシギ(平成24年11月20日撮影)


休息場のハマシギとカワウの画像

休息場のハマシギ(左)とカワウ(右)(平成24年11月20日撮影)


休息場のハマシギの画像2

休息場のハマシギ(平成24年11月20日撮影)


餌場のカワウの画像

餌場のカワウ(平成24年11月22日撮影)