AI・IoTセンサ等を活用した水道管漏水調査
福岡市では、公道部に埋設された水道管からの漏水を早期に発見するために計画的な漏水調査を行っており、世界トップの漏水率の低さを実現しております。一方で、昭和40年代から50年代にかけて急速に整備を進めた配水管などが大量更新期を迎えており、今後も世界トップ水準の漏水率の低さを維持していくためには、AIなどのICT技術を積極的に活用し、より一層の効率化・高度化を図っていく必要があります。
そこで、「AI・IoTセンサ等を活用した水道管漏水調査」に関する実証実験を実施し、効果や課題などを検証したうえで、福岡市における漏水調査分野への実装を目指します。
■契約事業者(2社合同)
・フジテコム株式会社 九州支店
・株式会社ゼロサポート 福岡支店
■契約期間
令和6年10月1日から令和7年3月31日まで
■事業概要
人工衛星画像を活用した漏水調査(スクリーニング調査)で漏水可能性が確認された管路や、鉄軌道・主要国道下に埋設された水道管などに、IoTセンサを設置し、AI判定により漏水の有無を日々継続的にモニタリングし、漏水の早期発見・迅速対応につなげる。
実証実験でいい結果が得られれば、福岡市との事業契約(公共調達)につながる前提で公募を実施します。
チャレンジがビジネスとして結実するスキームで、意欲あるスタートアップ等の参入を促進します。