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更新日: 2022年2月3日

はかた伝統工芸館のご紹介

はかた伝統工芸館のシンボルである博多人形「福の神」

「はかた伝統工芸館」では、福岡・博多にゆかりのある伝統工芸品を紹介しています。
令和3年4月に、博多区上川端町から「福岡市博物館」2階に移転しました。

いにしえより、福岡・博多の地で職人たちの手によって継承されてきた伝統工芸品の数々。
長い歴史の中で培われてきた職人技を身近に感じていただき、現代を生きる職人たちが未来に向けて生み出す新しい工芸品をご覧いただけます。

1~2週間ごとに展示内容が変わる、「企画展示コーナー」では、めったに買うことができない、ここだけの限定品がお買い求めいただけることもあります。
「販売コーナー」では、博多織・博多人形などの伝統工芸品を購入することができます。

福岡市博物館2階の細く長い「ミュージアムモール」沿いに展示されている博多織・博多人形の作品をご覧いただきながら、まっすぐ進んだ先に、「はかた伝統工芸館」があります。
入館無料です。お気軽にお越しください。

展示内容

はかた伝統工芸館では、国指定の伝統的工芸品である「博多織」「博多人形」をはじめとする、福岡市の工芸品をご覧いただけます。

博多織
 今から約780年前、一人の僧(後の聖一国師)とともに、若い博多商人満田弥三右衛門が宋へ旅立ち、織物の技法等を修得したのち帰国。その後、代々受け継がれたのが始まりです。時代とともに改良が加えられ、黒田長政が幕府に献上したことから「献上博多織」の名が起こりました。
 現在では帯だけではなく、バッグやポーチなどの小物や、スーツ、アクセサリーに至るまで多彩な商品が登場しています。

博多人形
 1600年、黒田長政の筑前入国に伴って多くの職人が集められ、その職人たちの中から素焼き人形が生まれ、現在の博多人形の下地が作られたと言われています。明治になり、パリなどの国際的な博覧会で高い評価を受け、日本を代表する人形として広く知られるようになりました。
 現代では、純日本風な家屋にはもちろん、洋間のモダンな住まいにも癒しの空間を演出しています。

その他、「博多鋏」「博多独楽」「博多曲物」「博多張子」「マルティグラス」「今宿人形」「博多おきあげ」など様々な工芸品をご覧いただけます。


施設情報

開館時間 午前9時30分から午後5時30分まで(入館は午後5時まで)
休館日 毎週月曜日(祝日の時は翌日)、年末年始(12月28日から1月4日)
入館料 無料
所在地 福岡市早良区百道浜3丁目1-1 福岡市博物館2階
電話 092-409-5450
アクセス 福岡市営地下鉄「西新」駅から徒歩15分、西鉄バスで10~15分、「藤崎」駅から西鉄バスで10分
     西鉄バス 博多駅から約25分、天神から約20分(最速の場合)
     高速道路 福岡都市高速道路「百道ランプ」から3分
     無料駐車場 大型バス10台、普通車250台もあります。
    
★「はかた伝統工芸館」ホームページ