市役所の「脱炭素率先行動」
福岡市役所は、福岡市における温暖化対策を推進するため、市役所自らの事務・事業における取組みを強化することを目的として、「福岡市役所 地球温暖化対策 率先実行計画」を策定し、推進しています。
これまでの省エネの取り組みから、より幅広く脱炭素に資する行動を実践するため、「脱炭素率先行動」として内容を見直して、取り組んでまいります。
市民の皆さま、事業者の皆さまも「脱炭素率先行動」の実施項目を参考に、ぜひ取り組んでみてください。
1 実施項目
※削減効果は、本庁舎で取組みを実施した場合の試算
「脱炭素率先行動」実施項目 (787kbyte)
省エネ
1 不使用時の照明の消灯
- 使用していないミーティングテーブルなどの消灯
- 勤務時間外で人がいない席などの消灯
- 人がいない場合のロッカー室やトイレの消灯
CO2削減効果
2 パソコン不使用時の電源オフや省エネ設定
- 1時間以上離席する場合を目安にパソコンをシャットダウンする
- パソコンのディスプレイの輝度を低く設定する
CO2削減効果
昼休みに1時間、約90%の職員がパソコンをシャットダウンした場合 年間で14トン削減
3 トイレ使用後の洗浄便座のふた閉め
- 暖房便座設定時に、ふたを閉めることで熱の放出を防ぐ
CO2削減効果
夏期は電源オフ、冬期はふた閉めを実施した場合 年間で1.4トン削減
4 「エコスタイル」の実施
実施期間
- ノーネクタイ・軽装(半袖シャツ、開襟シャツなどの着用) での勤務
- エコスタイル期間以外でも、気温や仕事環境等によっては、節度を保ったうえで、各自の判断により、快適で働きやすい服装での勤務
- 福岡市主催の会議では、外部の出席者にもエコスタイルを実施している旨を周知
働き方
1 オンライン会議の活用
- 遠方の相手方との会議においてオンライン会議を利用する
CO2削減効果
各区役所と本庁舎の対面会議をオンライン会議に変更した場合 年間で0.4トン削減
2 会議等におけるペーパーレス化
- パソコンの持ち込みやプロジェクターの使用等で配布資料を削減
3「環境保全ノー残業デー」の定時退庁
実施期間
- 毎週水曜日の全庁一斉定時退庁日に加えて期間中金曜日の定時退庁を徹底する
CO2削減効果
「環境保全ノー残業デー」に2時間の残業をしなかった場合 年間で11トン削減
移動
1 公共交通機関の利用
- 外勤時は、地下鉄や電車、バスなどの公共交通機関を利用する
- 通勤は、自家用車ではなく公共交通機関を利用する
CO2削減効果
片道10.5kmの自家用車通勤の日数を半減させた場合 年間で60トン削減
2 運転時のエコドライブの実施
- 発進を緩やかにするよう心掛けることで燃費改善
- 車間距離を適切に保ち、加速・減速を少なくする
3 自転車の積極的な利用
4 階段の積極的な利用
ごみ
1 食品ロスをなくす
- 食べ残しをなくすために、食べきれる量だけ買うようにする
2 マイバッグ・マイボトルの利用
- マイバッグを持参し、レジ袋の利用を辞退する
- マイボトルで飲料を持参し、ペットボトル飲料の購入を控える
CO2削減効果
マイバッグ・マイボトルを実施した場合 年間で6.3トン削減
3 リサイクルを徹底する
- ごみと資源物との分別を徹底する
(例)
・ペットボトルは、ラベルとキャップを外して出す
・小さな紙屑もリサイクルする
CO2削減効果
家庭で出るペットボトル容器を全て分別してリサイクルした場合 年間で14トン削減
広報
1 イベントにおける配慮・周知
- リユース(又は非プラスチック素材等の環境に配慮した素材)の 食器やカトラリーを使用する
- 環境に配慮したイベントであることをパンフレットやポスター等で周知する
○ 「エコ・イベントふくおか」手引書を活用
2 再生可能エネルギーの周知
- 再生可能エネルギー電気を利用している市有施設では再生可能エネルギー電気を利用していることを施設内やホームページ等で周知する
3 ロゴマークを活用した取組のPR
- 温暖化対策に関連する取組みの発信や、広報啓発等の際にロゴマークを活用
2 お問い合わせ先
部署: 環境局 脱炭素社会推進部 脱炭素事業推進課
住所: 福岡市中央区天神1丁目8番1号
電話番号: 092-711-4204
FAX番号: 092-733-5592
E-mail:datsutanso-jigyo.EB@city.fukuoka.lg.jp