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更新日: 2016年12月7日

博多駅地区土地区画整理事業

事業の目的

本事業は、博多駅を南東に約600メートル移転して高架拡張し、新駅周辺を市の玄関口にふさわしい市街地とするため都市改造を主眼とし、昭和33年に事業の着手をしました。本市の陸の玄関口である博多駅は、明治42年に移転開業以来、戦後の混乱期を過ぎる頃になると駅舎も老朽化し機能の低下が顕著となってきました。そこで、同駅の高架移転拡張及び新幹線導入に伴う用地確保と新駅周辺の市街地形成を二大目的として本事業を実施することとし、4次にわたる事業計画の変更を経て、道路、公園、広場など公共施設の整備改善と宅地の利用増進を図り、昭和48年に事業は完了しました。 さらに、「九州の陸の玄関口」にふさわしい都市景観を備えた市街地とするため、新駅周辺地区において高層建築物の設置に関する条例を定め、高層建築物の建築促進や各種公共建築物の誘致等、積極的施策を講じたことにより、今日、駅周辺地区においては高層ビル街を形成しています。

博多駅周辺の航空写真

このように、総面積約270万平方メートルを対象とした本事業は今日の博多駅周辺の発展の基礎を築き、天神と並ぶ都心部形成の礎となったことは画期的なものといえます。

工事着工前の事業区域内風景(昭和35年7月6日)の画像

工事着工前の事業区域内風景(昭和35年7月6日)

大博通り(平成7年7月27日)の画像

大博通り(平成7年7月27日)

事業の概要

施行面積

267.0ヘクタール

施行期間

昭和32年度~昭和53年度

総事業費

11,315,000千円

減歩率

18.43%(公共 14.60%,保留地 3.83%)

土地利用状況

【施行前】:宅地43.65%,道路14.01%,河川水路1.96%,公園緑地1.65%,田畑25.68%,その他13.05% 【施行後】宅地38.90%,道路24.85%,河川水路1.11%,公園緑地2.79%,田畑18.91%,その他13.44%

区域図

区域図の画像