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更新日: 2024年3月1日

職員研修制度

福岡市では「自ら考え、自らチャレンジする職員」の育成を目指し、職員の能力や専門性を向上させるため、様々な職員研修を実施しています。



【職員研修】

◇必修研修
 採用時や昇任時などに受講する研修で、福岡市のそれぞれの職務の級において求められる能力・スキルを習得します。
【主な研修】
 ・新規採用職員研修(採用時研修・インターバル研修・フォローアップ研修)
 ・採用2年目職員研修
 ・採用3年目職員研修
 ・主任研修
 ・総括主任研修
 ・係長研修
 ・課長研修     など


職員研修の様子1
職員研修の様子2

◇選択研修・夜間講座
 希望者が受講する研修・講座で、コミュニケーション力や論理的思考力などの向上のため、多様な科目をオンラインや、集合型で実施しており、自発的な能力向上の機会としています。

◇派遣研修
 福岡市以外の研修実施機関に派遣されて受講する研修で、他の自治体職員や民間人材と交流しながら、高度な知識や管理能力の習得を目指します。

※上記の他、各配属先での職務遂行に必要な専門知識等を学ぶ研修を実施しています。



【採用時の研修】

福岡市職員として必要な思考・態度・知識などを身に付け、職場への適応力を養うとともに、今後の自己成長の土台を築くことを目的に新規採用職員研修を実施します。
消防吏員の場合、消防学校(全寮制)に入校し、約半年間にわたって業務に必要な基礎的教育・訓練を受けた後、さらに半年間、消防署で実務的な研修を受けます。


職員研修の様子1
職員研修の様子2

【技術職研修】

技術職研修では、より専門性の高い技術職員を育成するため、土木・建築・電気・機械・造園・衛生管理等の技術職員を対象に、様々な研修を実施・支援しています。
技術職員が携わる業務に共通して必要となる基礎知識を身に付ける共通研修や、国や県などの研修機関で特定分野の専門知識を学ぶ派遣研修など、研修メニューを幅広く準備しています。
さらに、他の職場の業務を体験できる職場体験研修や同世代の若手技術職員同士による現場研修会など特色ある研修も行っています。

   

◇共通研修
 「計画」から「維持管理」まで、公共工事の各段階で必要となる知識を体系的に学ぶことができる研修です。
 令和5年度は32科目57講座を実施しています。
【主な研修】
 ・新規採用技術職員オリエンテーション
 ・設計・積算
 ・CAD操作
 ・施工管理
 ・技術職員モチベーションプラス など



◇派遣研修
 国や県などの研修機関で、特定分野の専門知識や技術をしっかりと学ぶことができる研修です。
 令和5年度は延べ49名の技術職員を派遣しています。
【派遣先及び派遣科目】
 ・国土交通大学校(令和5年度:4名派遣)
  派遣科目:都市再開発、建築設備計画[電気]、空港整備・管理運営

 ・国土交通省九州地方整備局(令和5年度:5名派遣) 
  派遣科目:建築技術(BIM基礎)、景観、i-Constructionなど

 ・福岡県建設技術情報センター(令和5年度:40名派遣)
  派遣科目:構造物設計、土木材料、橋梁計画など

◇職場体験研修
 現在の部署以外の職場の業務を体験することができる研修です。多様な業務を経験することで、幅広い分野の技術の修得や視野拡大の機会となっています。令和5年度は49名の技術職員が参加しています。

◇若手技術職員による現場研修会
 採用1~2年目の若手技術職員を対象とした現場研修会を実施しています。様々な現場を見ることで現場対応力の向上を図るとともに、若手技術職員が担当者として現場の説明をすることにより、プレゼンテーション能力の向上も目指しています。



【職場トレーナー制度】

年齢が近い先輩職員が職場トレーナーとして、新規採用職員の1年目の業務を1対1でサポートします。気軽に質問や相談ができる職場トレーナーは、新規採用職員にとって心強い存在です。


先輩職員と後輩職員の写真

住宅都市局 一人一花推進部 一人一花推進課

  • 先輩の顔写真先輩トレーナー
     山下〈平成26年度入庁/行政事務〉
  • 後輩の顔写真後輩(新規採用職員)
     松原〈令和5年度入庁/行政事務〉

■先輩トレーナー&後輩(新規採用職員) インタビュー


Q1 現在の業務の内容を教えてください

山下(先輩トレーナー)
花による共創のまちづくりを目指す取り組み『一人一花運動』推進のため、花緑に関するイベントやガーデンコンテストの準備・運営などを担当しています。


松原(後輩(新規採用職員))
『一人一花運動』に関するプロモーション担当として、主にSNSや市政だよりなどの広報紙に掲載する記事の作成などを行っています。


Q2 仕事のやりがいをどこに感じますか?

山下(先輩トレーナー)
市民や企業の方々と一緒に花をテーマにしたまちづくりを行う中で、自ら立案した企画が実現でき、まちの役にたてた時です。令和5年度には、長年の課題だった活動団体の方々の水やりの負担軽減のため、花壇の近くにある企業などから水をご提供いただく『一人一花水やりパートナー制度』を立ち上げることができました。


松原(後輩(新規採用職員))
花を植える活動を通して地域の方と企業がつながったり、イベントを機にそれまで関わりがなかった方同士が良好な関係を築くなど、業務を通じて人と人との結びつきを間近で実感できるところです。


Q3 職場の環境や雰囲気はいかがですか?

山下(先輩トレーナー)
どんな業務にも皆で前向きに取り組む、活気あふれる明るい職場です。イベントに対しても、常にチーム一丸となって頑張っているおかげで、毎回大きな達成感や充実感を味わうことができます。


松原(後輩(新規採用職員))
先輩方は皆さん気さくで優しい方ばかりです。おかげで、入庁1年目の私もすぐに職場に馴染むことができました。コミュニケーションを大切にしている職場なので、常に明るく楽しく仕事ができます。


Q4 先輩から後輩へ、後輩から先輩へ、それぞれどんなことを伝えたいですか?

山下(先輩トレーナー)
先輩や上司のアドバイスを素直に受け入れ、まじめに業務に取り組む松原さんの姿勢は、同じ職場で働く皆のいい刺激になっています。今後も一緒に頑張りましょう!


松原(後輩(新規採用職員))
山下さんからはいつも的確な指示やアドバイスをいただいています。職場の皆さんからもとても信頼されている先輩で、心から尊敬しています。


先輩職員と後輩職員の写真(その2)


■福岡市職員を目指す人へのメッセージ



山下(先輩トレーナー)
公共サービスの提供から、まちづくりや環境保全まで、福岡市には多種多様な業務があります。今やりたいことが明確でなくても、多くの業務を経験することできっと自分の力を活かせる仕事や目標が見つかります!


松原(後輩(新規採用職員))
上司や先輩、同期など、たくさんの人と出会いながら、地域に貢献できる素晴らしい仕事です。
私たちと一緒に、福岡市をさらによいまちにしましょう!



先輩職員と後輩職員の写真(その3)




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