ベンチプロジェクト

福岡市では、すべての人が安全で快適に利用できる、「バリアフリーのまち」を実現するための施策の一つとして、高齢者や障がい者、妊産婦や子ども連れの人などの休憩需要に応えるため、歩道上や市有地・民有地の道路沿いの場所へのベンチ等休憩施設の設置推進に取り組んでいます。
ベンチ等休憩施設の設置にあたっては、歩道上は歩行者が安全に通行するためにスペースが限られており、休憩施設を単独で設置することが困難な場合が多いため、植栽桝とベンチの兼用等により限られた道路空間を有効に活用するほか、道路に隣接する市有施設や市有地、民有地への設置など、官民連携しながら進めていく必要があります。
取組みの方向性
- 公共建築物や公園等の市有施設においては、各施設設置管理者が、施設等の新設や改修を行う際に、施設の用途・設置目的や利用者属性を踏まえて、道路沿いにベンチ等休憩施設の設置を検討し、安全性や周辺状況に配慮の上設置に取り組みます。
- 緑道、遊歩道等の市有地においては、各施設設置管理者が、地域からの要望等を踏まえて、改修等を行う際に、ベンチ等休憩施設の設置を検討し、安全性や周辺状況に配慮の上設置に取り組みます。
- 歩道においては、「福岡市道路整備アクションプラン2024」に基づき、バス停付近やバリアフリー重点整備地区内の生活関連経路などへの設置について、バス事業者と道路管理者が連携しながら、安全性や周辺状況に配慮の上設置に取り組みます。
- 民間開発により新設・改修されるセットバック空間等が休憩施設、たまり空間等としても機能するよう、市が民間事業者等と連携・共働し、民間事業者等による設置の促進に取り組みます。
- その他、地域団体等が民有地の道路沿いの場所やバス停付近の歩道に設置する場合においては、市がベンチ購入費を補助し、賠償責任保険を付保することなどによって、官民一体となって設置の促進に取り組みます。なお、バス停付近の民有地については、バス事業者と共同で補助するなど、連携して設置を促進します。
ベンチ等休憩施設の設置促進に関する取組み
1 ベンチ購入費補助金の交付
バス停付近、買い物に行く道や坂道の途中、ウォーキングコース等の道路沿いの民有地等にベンチを設置する方へ、ベンチ購入費として1基あたり最大15万円を補助します。
※西鉄バス停付近の民有地に設置されるベンチについては、西日本鉄道(株)と協力して補助します。
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2 ベンチプロジェクトへの寄付の受付
ベンチプロジェクトは、ふくおか応援寄付(福岡市へのふるさと納税)の寄付先の一つとなっています。
皆さまからいただいた寄付金は、福岡市が市有地等に設置するベンチの購入費に活用します。
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【寄付者のご紹介】
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3 ベンチプロジェクト ベンチ設置場所一覧
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