「ハートフルフェスタ福岡」は、市民一人ひとりが人権を自分自身の問題として身近に感じ、考えてもらうきっかけをつくる人権啓発イベントです。今年で26回目を迎えました。
今年のメインイベントは、9月24日(日曜日)に、天神の2会場で開催しました。
ご来場いただきました市民の皆さま、ありがとうございました。
日時:2023年9月24日(日曜日) 11時~15時
*手話通訳、要約筆記あり *オンライン配信あり(2023年10月24日配信終了)
■時間:11時~12時
「インターネットのいいところと危ないところ」をテーマに、お笑いタレントのスマイリーキクチさん、タレントで元アイドルの新木さくらさん、学校生活をSNS等で発信する福岡女子商業高校「キカクブ」の皆さん、弁護士の佐藤大和さんにお話しいただきました。
■感想(来場者アンケートより抜粋)
・インターネットの怖い所がよく分かって、良い所もあることを知れたので、友達や家族に教えて、すこしでも身近な人を情報で守りたいと思った。(10代以下)
・スマイリーキクチさんの「被害者を救うのは難しい。加害者を作らない。」という言葉が一番心に残った。被害者にも加害者にもなり得るとの意識が必要だと感じた。(40代)
・あまり硬い感じのトークセッションではなかったので、楽しみながら考える機会になった。(30代)
▼左:木村響子さん/右:木村花さん
■時間:13時30分~15時
■講師:木村 響子さん(NPO法人 Remember HANA 代表)
■プロフィール
令和2年5月、SNSでの誹謗中傷により最愛の娘である木村花さんを失ったことをきっかけに、その哀しみ、苦しみ、無力さに苛(さいな)まれる中で、せめて花さんのためにできることはないかと考え、NPO法人リメンバーハナを立ち上げ、誹謗中傷の被害者も加害者も減らすことを目標に、様々な啓発活動を積み重ねている。
■感想(来場者アンケートより抜粋)
・講演を聞き、SNSの使い方が正しいか、とても考えさせられた。(20代)
・一人一人が誹謗中傷の問題点についてもっと知って欲しい。そしてそれをもっと広めて欲しいと感じた。(30代)
日時:2023年9月24日(日曜日) 11時~17時
人権に関する展示やワークショップ、体験コーナーなど、様々なイベントを実施しました。また、アンケートにお答えいただいた方に、障がい者就労施設で製作した食品や雑貨等をプレゼントしました。
■感想(来場者アンケートより抜粋)
・子どもも楽しめ、体験することができ、良かった。(40代)
・偶然立ち寄り、人権について考える機会をいただいた。(30代)
・ミニチュア作品展で、同和問題=ウエディングケーキなど、すごく面白く前向きな発想に感心した。他の展示品も見とれるような素敵なものばかりだった。(40代)
ミニチュア作家・みすみともこさんに、人権をテーマにしたオリジナルのミニチュア作品(8作品)を製作いただき、展示しました。
▼みすみともこさんにもご来場いただきました。
福岡在住、自閉症の画家・太田宏介さんの作品展示、ライブペイント、ぬりえワークショップを行いました。
▼ライブペイントの様子
▼ライブペイント 完成作品
▼太田さんの作品に色を塗る、ぬりえワークショップ
発達障がいの息子との生活をSNSで発信する中尾きみかさん。書籍「虹色の朝陽」には未収録の写真を中心にしたパネル展を行いました。
▼中尾きみかさんと、息子の朝陽さんにもご来場いただきました。
“ありのまま”をテーマに障がいのある子どもたちの撮影した写真展を行いました。
競技用車いすに乗って、ドリブルやシュート体験を行いました。ライジングゼファーフクオカのチームの皆さんにもご協力いただきました。
JICA九州の皆さんにお越しいただき、SDGsを学べるクイズや缶バッジづくりなどのワークショップを行いました。
市内で活動している団体のうち、以下の8団体に出展いただきました。
▼活動展示の様子
日時:2023年9月23日(土曜日)13時30分~15時
会場:福岡市健康づくりサポートセンター あいれふ 10F講堂
主催:はかたいのちを大切にする会
テーマ:「円ブリオいきいき講座 胎児は社会の一員です。出会い、ときめき、分かち合い」
ハートフルフェスタのイメージソング「SKY ~In my heart~」は,福岡出身のシンガーソングライター、増井 心さんに作詞・作曲していただきました。
「SKY~In my heart~」の歌詞はこちら♪ (208kbyte)
〒810-0073
福岡市中央区舞鶴2丁目5番1号あいれふ8階
福岡市人権啓発センター
TEL:092-717-1237 FAX:092-724-5162
E-mail: jinkenkeihatsu.CAB@city.fukuoka.lg.jp