令和3年3月13日 土曜日 10時-12時 高取公民館講堂
あそびじゅく塾長 下宮 敬一郎さん ほか
高取公民館は、子どもたちが楽しみながら交流を深めることを目的とした「あそびじゅく(下宮敬一郎塾長)」を定期的に開催しています。この事業は、子ども達の健全育成を目的に組織された団体「げんこじゅく」等と共催で行われています。
主催:高取公民館(子どもの健全育成関連事業)
共催:校区の子ども達の健全育成を目的とする団体「げんこじゅく」
参加者 15家族32人(小学生、つきそいの保護者や未就学児)
例年3月の「あそびじゅく」では、祖原山公園一帯の清掃を行っています。
高取中の生徒とゴミや枯れ落ち葉を清掃した後は、生徒会によるレクを楽しみ、焼き芋を頂いた年もありました。
今年は悪天候のため、急きょ公民館での「バイオリン演奏会&クイズ大会」に切り替えて開催されました。
演奏会では、校区出身のバイオリニスト2人が有名なクラッシックの曲やアニメソングなど、計9曲を熱演。息の合った演奏による生のバイオリンの奥深い音色に、参加者は皆聴き入っていました。小学生からは、「バイオリン一つ一つに個性はありますか」という質問が上がるなど、日頃触れる機会の少ない楽器に興味津々の様子でした。
クイズ大会では、校区の人口、公民館の開館時間、祖原山の標高などの身近な問題に始まり、次のオリンピック開催都市など幅広い分野からの出題に、〇(まる)か×(ばつ)かで答えました。解答発表のたびに子ども達は一喜一憂して大興奮、クイズの解説もあり、公民館や校区について知る良い機会になりました。
クイズで勝ち残った皆さんが、勝抜きボディジャンケン。大人も全身を使って本気勝負でした。
校区住民の多くが転勤族で、1年生から6年生まで住み続ける児童が少ないのが、高取校区の特徴です。小学生のみなさんには、「あそびじゅく」のプログラムを通じ、少しでも多く『高取』の歴史に触れ、自然体験や環境問題にも興味を持ってほしいと願っています。子ども達がさまざまな経験を通して、地域と子ども同士とが楽しく交流できるようなプログラムを、これからも考えていきたいと思います。
例年、祖原山公園で実施する事業ですが、悪天候の予報にも中止にすることなく屋内事業に変更。地域の多彩な人材を活かして、年度末恒例事業の目的「地域の史跡である祖原山公園を知り、親しんで大切にする心を育む」との目的に沿いながら、さらにパワーアップした内容で実施されました。(市政だより令和3年5月1日早良区版掲載記事を再編集しました。)