田隈校区 子ども料理教室(公民館アンビシャス広場支援事業)
1 実施日時・場所
- 日時 毎月第2月曜日午後10時から12時
- 場所 田隈公民館講堂
- 参加費 各回一人当たり200円
2 参加人数(平成29年度延べ人数)
- 小学生142名
- 大人約170名(スタッフ130名、保護者40名)
3 活動のねらい、目的
- 事前申込や定員は設けず、チラシを小学校に配布。きょうだいの未就学児や中学生も含む校区の「子ども」を対象に、ほぼ月に1回開設します。
- 子どもが日頃、冷蔵庫によくある食材を使って「下準備からから始め、調理して片付けるまで」できるようになることを願って実施しています。
4 活動の内容
(1)概要

今日のメニュー

やる気満々の子どもたち

未就学児に寄り添う上級生
(2)運営
- 公民館が中心となって展開する県の「アンビシャス広場(福岡県支援事業)」を活用した事業です。校区社会福祉協議会の支援も頂いています。
- 代表の友納さんと公民館スタッフ2名を中心に、料理と子どもが大好きなボランティアさん3名の、計6名で運営しています。
(3)成り立ち
- 平成14年度:学校土曜休み開始で公民館事業を見直し
「親子料理教室」スタート。年間10回実施、創設スタッフは3名でした。
- 平成15年度:福岡県「アンビシャス広場」助成開始
年10回実施
- 平成17年度~現在
親が作るのではなく、子どもが、料理作法を身につける活動となるように見直し友納さん達が継承。「こども料理教室」として再スタート。年8回校区社会福祉協議会の支援を受けて実施
5 活動を終えて(代表コメント)
- 公民館で始まってから16年目、私が引き継いでから13年が経ちました。子ども達が、食べること、栄養のこと、体の健康のことなどに少しでも関心を持って成長してほしいと思い、引き受けました。
- 近くのスーパーで買える食材を使い、自分で作れる。たとえ今は一人でできなくても、先々、必要に迫られたとき、この体験を思い出してくれればいいな、と願っています。
- 大切なことは、仲間(子ども、おとな)と「楽しく作って、一緒に食べる」ことですよね。
6 区役所から
- 子ども達が、作って食べるまで2時間の段取りを身につけていることに感心しました。家庭的な雰囲気の中、みんなで「教え合い」「学び合い」調理して食べるのを、とても楽しんでいました。中高生になっても参加していた子の中には、県外の有名調理師専門学校に進んだ子もいるそうです。
- スタッフのみなさんは、笑顔とユーモアあふれる言葉がけで子ども達に長年寄り添ってこられ、この料理教室の他にも小学校の文庫活動やスポーツサークルなどの地域活動を楽しんでいるそうで、それが若々しさの秘訣かもしれません。