有田公民館では、校区の小中学生を対象に「わくわくまなび隊」を毎年5月に開講し、年間9回程度(原則第2土曜日の午前中)開催しています。健全育成を目的とし、仲間づくりや自然・農業・科学・和太鼓など多彩な体験プログラムを用意しています。
年間登録制で、定員や年会費を定めて、4月の公民館だよりでご案内します。
二人の講師が笑顔を絶やさず、子ども達を2班に分けて指導しました。
音楽に合わせ、2班別々のチアダンスを練習。ほかの班の音楽につられることもなくすごい集中力です。
リズムに合わせた振り付けと応援の言葉をみんなで考えて、「演技を作って」います。
有田公民館の魅了的なプログラムに、他校区からの登録希望者もあるようです。「フレー!フレー!あ・り・た!」「がんばれ!がんばれ!は・ら・き・た!」と声援にも熱が入ります。
2班それぞれの発表会はばっちり決まり、大きな拍手とアンコールもありました。パフォーマンスをやり切った清々しい表情の子どもたちは、自ら進んであっという間にマットを片付けました。
初心者で、しかも異なる年齢の子どもが自分たちで作り上げていくチアリーディング。もう一つの班の話しや音楽につられることもなく、子どもたちは、話し合いや練習に集中していました。短時間で発表会まで仕上げていくため、心を合わせて協力する様子は、本当に目を見張るものがあり、何より、最後に決めたときの子どもたちの笑顔が最高でした。
開始一時間半で発表会という体験講座でしたが、見事なパフォーマンスで驚きました。講師の笑顔と歯切れのよい指導に、子ども達がぐいぐいと集中して乗ってくるのがわかります。応援の言葉、振り付けと組み台の「演技を作る」仕上げ段階では、講師は少し引いて笑顔で見守り、子ども達がどんどんアイデアを出し合って決めていました。
チアリーディングは仲間を応援し力づけるものなので、ダンスより取り組みやすそうで、短時間で子ども達のチームワークを醸成するには最適だと感じました。
例えば子ども会で、年度の初めに子どもリーダー研修にいかがでしょうか。