早良区では、地域や区行政に関するさまざまな課題について、地域の皆さまと区長が対話し、区政へのご理解やご協力を得るとともに、地域の皆さまのご意見を市政の参考とすることを目的に、「こんにちは区長です」を実施しています。
7月31日(木曜日)は、内野・曲渕校区の皆さまと懇談しました。
内野・曲渕校区では、豊かな自然と地域のつながりを大切にした取組みをお話しいただきました。
4月に開催された内野チューリップ祭りは、当初地域の老人クラブが始めましたが、現在はJAが主体となり、小学1年生が球根を植え付け、地域住民が除草を行うなど地域も協力して取組みをすすめています。今年も一面に美しく咲いたチューリップを見に、多くの人が訪れたそうです。地域に住む子どもの人数が減って子ども会活動は活発ではないものの、夏祭りの行事や地域の中での交流などは、地域全体で子どもたちを見守っていきたいという思いで続けているそうです。小学生の下校時にパトロールを行うため青パトの講習を60名以上が受けたり、ラブアースも360人以上が参加したりするなど、広い校区ながら地域の安全や環境美化活動に積極的に取り組んでいます。
また、互いに顔が見える関係を築き、住んでいる地域に親しみを持ってほしいと、あいさつなどの声掛けから始めて気遣える関係を少しずつ作っていった町内や、町内の名所を親子で回るイベントを企画してコミュニケーションの場を作ろうとしている町内など、それぞれが工夫してまちづくりを行っていることも話されました。
そのほか、河川周辺や道路の管理などについてのご意見をいただきました。
今後も豊かな自然を生かし、安全安心で住民同士のつながりを大切にした住みよい町を作っていきたいという思いが伝わる有意義な懇談となりました。
今後の区行政の参考にさせていただき、皆さまと共に住みよいまちづくりに努めてまいります。
内野校区の吉川会長のあいさつ
曲渕校区の大場会長のあいさつ
懇談中の様子
懇談会場の内野公民館